2021.10.03
NHK バレエの饗宴 2021 in 横浜
神奈川県民ホール
バレエ
「NHK バレエの饗宴 2021 in 横浜」神奈川県民ホール、幕間。 BS 8K で生中継という事で、ごっついカメラが入っている。筐体自体はハイビジョンのと同じように見えるのだが、8K とマークが入っていたり。 しかし、生中継では、20分の休憩2回の間、何をやってるんだろう? https://t.co/VrjlS9C8zq2021-10-03 15:52:24 GMT+9:002021-10-03 15:52:24 GMT+9:00
最初は新国立の「パキータ」で、木村井澤組。 華やかだけど、ストーリーはほとんどない作品なので、キラキラしてるなぁと思いつつもぼーっとしてしまった。 ちょっと気になったのが、新国立にしては群舞の揃いが悪かった事。特に下手の4人は、結構フリーダムっぽかった。これは吉田監督の趣味かな?2021-10-03 16:01:09 GMT+9:002021-10-03 16:01:09 GMT+9:00
指揮は冨田美里さん。 この方の指揮、踊りとよくフィットする気がするんだよな。 ジェネとかピケとかのプリバレーションなしの回転系が音にはまるのとか、ジャンプの頂点で腕を開くのに打楽器がピタッとくるのとか、そういうのが気持ちいい。2021-10-03 16:06:31 GMT+9:002021-10-03 16:06:31 GMT+9:00
「バレエの饗宴」第二部は2作品。 「アルルの女」は面白かった。もんのすごく偏見まみれの感想でいろいろ申し訳ないのですが、田舎の狭い社会の中で妥協に妥協を重ねて相手を選んだ結婚とか、ホント嫌だ! とか思いながら見ちゃいました。副題をつけるなら、男のマリッジブルー。2021-10-03 17:30:19 GMT+9:002021-10-03 17:30:19 GMT+9:00
ショルツの「Air!」はバッハを使った20分の作品。とても好みだった! 1月の初演時は少し熱があって、コロナ禍じゃなかったら行っていた程度だったのだが、諦めたのだったけど、こうやって見られてよかった。2021-10-03 17:37:08 GMT+9:002021-10-03 17:37:08 GMT+9:00
「Air!」 東京シティ・バレエ団の実施も素晴らしかった! 振付の肝を押さえた上演というか。 ショルツの作品をたくさんやってきて、振付言語を完全にものにしているような。東バのベジャール、シティのショルツ、みたいな。2021-10-03 17:37:08 GMT+9:002021-10-03 17:37:08 GMT+9:00
「バレエの饗宴」 最後は「ジゼル」だったんですが、3時間半の公演の最後にジゼルの2幕って、寝てくださいってプログラムじゃないですか? と、責任転嫁したくなるぐらい、寝てしまった。スミマセン。 アルブレヒトのヴァリエーションを寝飛ばしたけど、ヒラリオンはちゃんと見てたのが、自分らしい。2021-10-03 19:08:33 GMT+9:002021-10-03 19:08:33 GMT+9:00
谷桃子バレエ団のジゼルは初めて見たと思うのだが、細かい所で面白かった。 お墓にジゼルの名前が書いてあるのとか、ウィルフリードが掴むのにアルブレヒトがほぼ無反応なのとか。ヒラリオンは床を転がったり、最後にウィリ2人に捕まったあとは森から放り出されるだけぐらいで済みそうな感じだったり。2021-10-03 19:15:32 GMT+9:002021-10-03 19:15:32 GMT+9:00
ラストはジゼルが花を一輪落として、それをアルブレヒトが持って帰るのだけど、同時に右手でマントを拾って、それを引きずって、一幅の絵のようなラストシーンに。 ほんっと、そういうとこやぞ、アルブレヒト! あのシチュエーションで、自分のマント忘れずに持って帰る男だよお前は! みたいな。2021-10-03 19:18:11 GMT+9:002021-10-03 19:18:11 GMT+9:00
この公演は毎回フィナーレがつくのだが、ジゼルはセットでかいし、どうするんだろう? と思いながら待っていたら、フィナーレは映像でした。 なるほど、考えてみれば、別々のバレエ団の方々を一緒に舞台にあげるのも、このご時世ではよくないですよね。2021-10-03 19:20:31 GMT+9:002021-10-03 19:20:31 GMT+9:00
あああ、すみません、冨田さんのお名前を間違えて書いてしまった。美里ではなくて実里さんです。2021-10-03 19:22:24 GMT+9:002021-10-03 19:22:24 GMT+9:00
「Air!」 細かい角度とかはピッタリではないんだけど、ショルツ特有の執拗に楽譜をなぞる振付に対して、全員の音の拾い方が揃っているので、見ててしっくりくる。マスゲーム的な同調ではなくて、オーケストラ的な調和、という感じかな。 かなり速い振付も多いので、タイミングがあれだけ合うのは立派。2021-10-03 19:27:40 GMT+9:002021-10-03 19:27:40 GMT+9:00
細かいリフトが多用されるのだけれど、男性もよく上げているし、何より女性のポジションが美しい。 多分、女性キャストは8人だったと思うのだが、全員があれだけ綺麗に決められるというのは、団の力がすごいという事でもあるよな。2021-10-03 19:32:04 GMT+9:002021-10-03 19:32:04 GMT+9:00