2021.10.30
白鳥の湖
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 今日はベンノが木下さんなのだけど、面白い! 二度目でポイントがわかっているせいもあるだろうけど、若アルフレッドというか若ジーヴスというか、デキる執事感がハンパない。福岡王子に対して至れり尽くせり、かつ、丸め込みまくり。 https://t.co/ihvnroIym72021-10-30 14:21:54 GMT+9:002021-10-30 14:21:54 GMT+9:00
木下ベンノ。 王妃が釣書持ってきたところは、可愛く動揺してたけど、内心では、どうしてこの親子はこうタイミングが悪いんだ。娼婦と寝た後、また女が欲しくなったタイミングで見せれば一発なのに。2人とも思いついたら即行動だからこうなるんだよな。俺がしっかりとりもたなくちゃ、とか思ってそう。2021-10-30 14:27:28 GMT+9:002021-10-30 14:27:28 GMT+9:00
と、書いて気づいたのだが、マシュー・ボーン版の執事は、この版のベンノの影響あったりするのかな。王子に女、それも金で買えるタイプの女を薦めるのとかも同じだし。2021-10-30 14:27:28 GMT+9:002021-10-30 14:27:28 GMT+9:00
オデットは米沢さん。 ものすごく鳥っぽくて、好みだ。序盤の速い手の動きとか高速のパドプレとかは、鳥が急激にバタバタと飛び立つようで、大きな手の振りは滑空に近い飛行みたい。 腕から手が白鳥の首に見えたり、とにかく形を明確に作って見せる踊り。恐るべきコントロール。2021-10-30 14:34:00 GMT+9:002021-10-30 14:34:00 GMT+9:00
ところで、超今更なんですが、2幕の一番最後、オデットが一度 T の字で硬直してからはける部分、あそこで白鳥に戻ったという描写なの? いや、ホント今更で恥ずかしいぐらいの話なんですが。 今日はあきらかにそう見えたのだけど、今まではあまり意識してなかった……2021-10-30 14:34:00 GMT+9:002021-10-30 14:34:00 GMT+9:00
「白鳥の湖」3幕。 米沢オディールは、めっちゃ仕事のできる女、みたいな印象だった。男殺し界のゴルゴ13とは俺のことよ、みたいな無敵さ。 とにかくテクニックが強いのもあるかな。グランフェッテは前半がほとんど 1-1-3 で、残りがだいたい 1-1-2、それも軸が微動だにしないという。2021-10-30 15:30:53 GMT+9:002021-10-30 15:30:53 GMT+9:00
一箇所、どうしてもわからないところがあるんですが。 オデットの真似の最後に白鳥座りをするじゃないですか。その後、王子に腕を引っ張られて、そのままジャンプして王子の腕の中にキャッチされるんだけど、あれ、どうやってあがってるの? テレビ放映される回にも入ってるだろうか。2021-10-30 15:33:30 GMT+9:002021-10-30 15:33:30 GMT+9:00
「白鳥の湖」終演。 4幕は、踊りは見応えあったのだけど、物語はよくわからなかった。 これは自分の先入観と感性のせいもあるんだろうけど、米沢福岡組だと悲恋の匂いを感じないんだな。ロミジュリみたいな爆走勘違い心中とかならいけそうだけど。 2人とも「死」のマイムがいまひとつというか。2021-10-30 16:39:35 GMT+9:002021-10-30 16:39:35 GMT+9:00
恋愛ものより殺し合いの方が大好きなもので、福岡さんの死のマイムは、オデット死ぬなー! 今俺が助けてやるから! と湖に飛び込みそうな。 そして米沢さんの死のマイムは、ホント申し訳ないんだけど、ロットバルトを縊り殺して俺も死ぬ! に見えちゃうんだよね……2021-10-30 16:39:36 GMT+9:002021-10-30 16:39:36 GMT+9:00
米沢オデットの最後のダイビングは素晴らしかった。片足は完全に水平で、もう片足がそれにクロスするポジション。もはや、ジャンプじゃなくて、リフトされてる時のポジションだよね。 あれ、袖の向こうはどうなってるんだろう。2021-10-30 16:50:38 GMT+9:002021-10-30 16:50:38 GMT+9:00
先週の記憶が既にあやふやなんですが。 王妃の衣装って、あんな布地だったっけ? 本島王妃はもっと赤が強くてプリントっぽかった気がするのだが、今日の般若王妃はメタリックな光沢のある凸凹のある生地だったと思う。そもそも2着用意してるのかどうかもわからないのだけど、どうなんだろう。2021-10-30 17:10:11 GMT+9:002021-10-30 17:10:11 GMT+9:00
3幕コーダの最後、オディールがアラベスクでダイアゴナルに移動する部分、上手奥から王子に詰め寄るのがスタンダードだと思うのだが、今日は下手の手前から後退りする形だった。女郎蜘蛛が巣に引き込むやつですね。 先週の小野オディールは詰め寄るパターンだった気がするのだけど、記憶違いかも。2021-10-30 17:13:18 GMT+9:002021-10-30 17:13:18 GMT+9:00
この版は、二羽の白鳥がかなり目立つ。 今日は上手の方に目を引かれた。下手が多分、寺田さんだと思うので、廣田奈々さんではないかと思うのだが。白鳥の拵えだと、誰が誰やらになっちゃうので…… 音を長く使って、ゆったりと踊るのが大きな白鳥らしくて、素敵でした。2021-10-30 17:35:12 GMT+9:002021-10-30 17:35:12 GMT+9:00
王子とベタベタするクルティザンヌを池田さんが。 腕が柔らかで、表情もとてもよくて、王子に絡みながらベンノに、これでいいの? みたいな目線を送るところとか、オディールも見たいなぁと。 でも真正面を向いて踊ると笑顔が凍りがちなんだよね。視線を向ける相手がいないと顔を作るの難しいのかな。2021-10-30 18:19:59 GMT+9:002021-10-30 18:19:59 GMT+9:00
「白鳥の湖」 ロットバルトを殺すと呪いが解けなくなるという設定。ロットバルトはそれによって自分の身を守っていたわけだけど、王子のせいで呪いが解けない事が確定したら、抑止力がなくなるわけで、オデットは今までの恨みを込めた全力でロットバルトをぶち殺しに行っていいわけじゃないですか。2021-10-31 02:09:50 GMT+9:002021-10-31 02:09:50 GMT+9:00
他の娘達への呪いの設定がわからないのだけど、もし同じパターンだとしたら、ロットバルトを殺されると自分たちの呪いが解けなくなるから、オデットにロットバルトを殺すのだけはやめてと止める展開になるのか。 という事を今日の4幕序盤、オデットを止める大きな白鳥2人をみながら考えてしまった。2021-10-31 02:14:48 GMT+9:002021-10-31 02:14:48 GMT+9:00
こういう事を言い出したら、完全に話がはじまらないんだけど。 ふと、夜だけ人間で昼間は白鳥でも別に全然かまわなくないですか? と考えてしまって。 年間平均では1日の半分が夜で、8時間勤務 + 1時間休憩 + 1時間残業 + 通勤往復2時間で1日のうち12時間は家にいない、というのと似た話じゃない?2021-10-31 02:22:07 GMT+9:002021-10-31 02:22:07 GMT+9:00
「白鳥の湖」には30人とかの呪われた娘がいるわけですが、もしかして、湖にやってきた若者が恋におちて呪いが解けて解放されるという事が時々は起こっているんだろうか。 どこかの版で、ロットバルトが女子寮の舎監っぽく見えるやつがあったと思うんだけど、恋人できたら退寮してねという。2021-10-31 10:27:41 GMT+9:002021-10-31 10:27:41 GMT+9:00