2021.12.19
フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳
日生劇場
ミュージカル
「フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳」@日生劇場、幕間。 嫌いじゃない、きらいじゃないんだけど、ちょっとどうにかならんのかという部分も多くて、評価に困りますな。 自分はミュージカルだと歌唱力が戦闘力に直結して見えちゃうので、強い人からどんどん退場するというのが、みてて混乱する。 https://t.co/sHNmg5BGVN2021-12-19 14:02:09 GMT+9:002021-12-19 14:02:09 GMT+9:00
オープニングの三兄弟紹介シーン、映像で見た大貫くんの振付の最後のサイドへのキックの部分が気に入らなかったのだけど、格闘っぽい形に変更になってたよね? ケンシロウの動きに関しては文句なし、踊りの要素もありつつ、格闘として見せてあってとてもよい。 えーっと、ラオウ様は、後半に期待。2021-12-19 14:05:14 GMT+9:002021-12-19 14:05:14 GMT+9:00
「北斗の拳」終演。 面白いか面白くないかでいったら面白かったけど、出来がいいか悪いかでいったら悪いし、好きか嫌いかで言えば好きだけど、オススメできるかといえば、自己責任でどうぞとしか言えない。 日曜昼なのにかなり空いてたんですが、2階前半をA、後半をB で売れば良かったんじゃないかな。2021-12-19 15:55:00 GMT+9:002021-12-19 15:55:00 GMT+9:00
減点法でいったら 0 点、加点法でいったら人によっては 100点、みたいな作品だと思う。 フライングも面白いし、フライングなしであの飛び蹴りジャンプができる大貫くんのアクションは見応えあるし、男同士がなにかとベタベタするし、カーテンコールの最後はケンシロウがラオウをお姫様抱っこですし。2021-12-19 15:58:07 GMT+9:002021-12-19 15:58:07 GMT+9:00
基本的にはユリアを挟んだケンシロウとラオウの三角関係なんだけど、歌唱戦闘力的にはユリア最強という布陣なので、「氷と炎」を聞きながら、これだと、ユリア女帝が男二人を左右の将として侍らせて全部丸く収まるとしか思えないよな、などと。 そういうパラレルオチをやって欲しくなるよね。2021-12-19 16:01:47 GMT+9:002021-12-19 16:01:47 GMT+9:00
ラオウは宮尾さんで、もう、応援したくなっちゃうぐらいの感じでした。 元々がバレエの人だから、動きに体重が乗らないんだよね。体の他の部分を動かさずに足を上げられちゃうので、蹴りに破壊力が出ない。 そういう意味では、大貫くんはよく調整してきたなと。打撃も蹴りも重く見える動きにしてある。2021-12-19 16:12:48 GMT+9:002021-12-19 16:12:48 GMT+9:00
トキの小野田さんが良かった。三兄弟の歌担当というポジションなんですね。2021-12-19 16:15:11 GMT+9:002021-12-19 16:15:11 GMT+9:00
レイとジュウザは二人二役なのだが、出番が重ならないので、結構裏では暇なのでは? モブには出てないよね? それとも、顔の見えない役で入ってたりする? 今日はジュウザが伊礼くんで、めっちゃ似合いの役でよかったです。えーっと、上原くんがあの登場やるの? というのは少し不安。2021-12-19 16:19:28 GMT+9:002021-12-19 16:19:28 GMT+9:00
シーンとして一番熱いのは、少年ラオウと少年トキのシーンでしたね。 少年ラオウの一色くん、モブ役であちこちに出てくるので、ケンシロウは、兄の若い頃のそっくりさんがここにもここにも、まさか、俺の甥なのでは? なんて思ったりしなかったんだろうか。2021-12-19 16:49:00 GMT+9:002021-12-19 16:49:00 GMT+9:00
宮河愛一郎さん、ダグルと村人はわかるのだけど、多分、ラオウの手下にも入ってるよね? 顔が見えないのでわからないのだけど。それとも、もしかして、馬の可能性あるかな。どうなんだろう。 ダグルは見せ場多くて楽しかったです。2021-12-19 16:51:30 GMT+9:002021-12-19 16:51:30 GMT+9:00
作曲はワイルドホーンなので、耳に残るメロディーが多い。 ただ、デスノで聞いたようなとか、レミゼの子供コゼットのとこみたいとか、このスネアはボレロですかとか、1789 に似た曲あったと思うんだけどなんだっけとか、気が散りがちというのも。2021-12-19 16:54:10 GMT+9:002021-12-19 16:54:10 GMT+9:00
振付は、辻󠄀本知彦、顔安のおふたり。 いいところはいいんだけど、えっ? 笑うところなの? みたいなのも結構あって。 個人的にはラオウの手下の群舞と、ジュウザと絡む女性陣は、もう少しどうにかならんかったのかと。あえてのアレなのかもしれないけど。2021-12-19 16:57:20 GMT+9:002021-12-19 16:57:20 GMT+9:00
演出は石丸さち子さん。 初めて見たのだけれど、正直に言って、コレを見た後では、演出家の名前で他の作品を見に行こうという気にはならないかな。 作品自体にはよくわからないパワーがあるけど、演出はもっとどうにかなるだろ、という部分の方が多いと思う。2021-12-19 16:59:40 GMT+9:002021-12-19 16:59:40 GMT+9:00
脚本・作詞は高橋亜子さん。 よくこれだけ詰め込んだというのは褒めるべき部分かもしれないけど、キャラが出てきては設定を説明して死ぬ、というのをいくつやるので、もう少し刈り込んで深く掘ってもよかったのでは。 ケンシロウが劇中ですれちがいすらしないジュウザの話するとか、おいおいってなる。2021-12-19 17:45:57 GMT+9:002021-12-19 17:45:57 GMT+9:00
とにかく、減点しようと思えばいくらでも減点できそうなパートがあちこちにあるんだよね。うっわー、と、もう笑っちゃう感じのシーンもいくつかあるし。 でも、楽しいし、心を打たれる部分もあるのも間違いなくて。あの値段がどうかというのは難しいけど、自分は、二回目を楽しみにしているのでした。2021-12-19 17:56:39 GMT+9:002021-12-19 17:56:39 GMT+9:00
ラオウの終盤の行動とか、お前バカか? おいおいバカにも程があるぞ? っていうかそれで奥義習得できるってバカはすげぇな? みたいな感じなんだよね。 だから、その突き抜けたバカさ加減に説得力をもたせられるかが、脚本と演出だと思うんだけど、そこはなかなか難しい感じだった。2021-12-19 18:01:12 GMT+9:002021-12-19 18:01:12 GMT+9:00
虎が、ウィールドンの「不思議の国のアリス」のチェシャ猫とほぼ一緒だったんだけど、考えてみれば全体の構造として、歌でも演技でもなく踊りをメインに据えたミュージカルというのも「パリのアメリカ人」と同じ気がして。 石丸さん、もしかして、ウィールドンお好きですか?2021-12-19 18:03:53 GMT+9:002021-12-19 18:03:53 GMT+9:00
リンは山﨑玲奈さん。とても良かったのですが、その結果、リンとラオウでタイマンやったらどう考えてもリンちゃんの勝ちなのでは? という考えが芽生えてしまって困った。 というか、今回、女性陣が結集して歌で殴り始めたら、男どもが軽くぶっ飛ばされる感じありませんか?2021-12-19 20:54:32 GMT+9:002021-12-19 20:54:32 GMT+9:00
あ、男性陣の歌がダメと言ってるわけじゃなくて。まぁ、歌の危うい方も結構いらっしゃいますが、それに加えて男性陣は上手い人も殴りに行く感じの歌というより、殴られちゃう歌っぽいというか。2021-12-19 21:07:13 GMT+9:002021-12-19 21:07:13 GMT+9:00
「氷と炎」、本編を見た後になって考えると、「私がなすべき何か」っていうのは、ラオウとケンシロウを殴り倒して争いを止める事なんじゃないかとか思えてしかたがない。 平原さん、FNS の「愛をとりもどせ」の時のど迫力の声で、これ歌ってくれないかなぁ。 https://t.co/cmJPINolUu2021-12-20 01:09:08 GMT+9:002021-12-20 01:09:08 GMT+9:00