2021.12.29
ガラスの動物園
シアタークリエ
演劇
「ガラスの動物園」@シアタークリエ、幕間。 あれ? テネシー・ウィリアムズってゲイだったのかな? 少なくともこの話の主人公はそういう設定の気がするんだけど。 「欲望という名の電車」しか知らないのだが、あれも女性の描き方が特異だから、考えてみるとそうかもしれないな。 https://t.co/pxy8AgFGda2021-12-29 20:46:37 GMT+9:002021-12-29 20:46:37 GMT+9:00
「ガラスの動物園」終演。 うー、ツラい話だった。演劇としては充実しててよかったのだけど、救いのない話だよなぁ…… 麻実れいさんの演じる母親が、もう、ほんっと無理、というキャラクターで。麻実さんだから、時々強烈に強い声がでるわけですよ。弱い女と恐るべき強権を使い分ける狡さに見える。2021-12-29 20:52:38 GMT+9:002021-12-29 20:52:38 GMT+9:00
ウィキペディアを見に行ったら、テネシー・ウィリアムズは「ゲイだったことで知られている」と書いてあった。そうだよなぁ、と納得。 「ガラスの動物園」は自伝的作品でもあるのか。 https://t.co/Nkd8X71EUw2021-12-29 20:58:37 GMT+9:002021-12-29 20:58:37 GMT+9:00
ローラの倉科カナさんもよかった。よかったんだけど、不安定さの表現が素晴らしかった分、未来への希望はゼロみたいなキャラクターで、話のつらさに拍車をかけるという。 ローラの未来は何も書かれてないので、演出次第でどうとでも見せられると思うから、女性演出家のバージョンを見てみたい。2021-12-29 21:09:14 GMT+9:002021-12-29 21:09:14 GMT+9:00
主役というか語り手のトムは岡田将生くん。異常な母と、繊細すぎる姉にくらべると「ふつう」の青年で、そうか、こういう「ふつう」の役ができるようになったかと妙な感慨が。 多分、あそこら辺のセリフの処理はゲイ解釈じゃないかと思うんだけど、変な作り方をせず「ふつう」に演じているのにも好感。2021-12-29 21:40:58 GMT+9:002021-12-29 21:40:58 GMT+9:00
演出は上村聡史さん。父と息子の話ばかりやるイメージなので、あらすじ読んだ時は意外だったのだが、なんのことはない、これも息子が父の道筋をたどる話でありました。 どなたか、上村さんにそこらへんの事をじっくり聞いたインタビューやらないですかね。2021-12-29 21:42:44 GMT+9:002021-12-29 21:42:44 GMT+9:00
「ガラスの動物園」のトムはゲイ解釈されてるのかな、とググってみたら、さえぼう先生のブログが。 文学座公演では、スカーフをレインボーにしてあったのか。正直に言って、レインボーが LGBT のシンボルとして使われる前の時代の話にそういう形で示唆を入れるのはどうかと。 https://t.co/HmSYdusy0F2021-12-30 00:04:40 GMT+9:002021-12-30 00:04:40 GMT+9:00
個人的には、父親の方はゲイじゃなかったのではと思うんだけど。 ひとつは、飲んだくれだったという部分。夜に発展場に通ってたなら飲んだくれにならないで済んだかと。 もうひとつは、ゲイだったらああいう地雷女とは結婚しないでしょと。男女の恋愛結婚ならではの末路という気がする。2021-12-30 00:08:25 GMT+9:002021-12-30 00:08:25 GMT+9:00
これは個人的な希望だけど、トムが姉にあげたスカーフがハッテン相手からもらったものというのはやめてほしいな。 いや、だって、あんな繊細な姉に、なんかそういう何がついてるかわかんない感じのスカーフとかあげないで欲しくないですか?2021-12-30 00:28:06 GMT+9:002021-12-30 00:28:06 GMT+9:00
もう一つ言うと、虹色のスカーフに意味を持たせるのなら、それをもらって、さらに姉にあげるという事にも意味がでてしまうと思うんだけど、そういう事まできちんと考えた演出だったんだろうかというのが気になる。2021-12-30 00:29:27 GMT+9:002021-12-30 00:29:27 GMT+9:00