2022.01.29
ミネオラ・ツインズ 〜六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ〜
スパイラルホール
演劇
「ミネオラ・ツインズ 〜六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ〜」@スパイラルホール。 うーん、コメディと銘打ってるわりには全然笑いどころがなかったな。演出は藤田俊太郎さんなのだが、あまりコメディのイメージはないですね、そういえば。 どういう風に作ると笑えるのかな?2022-01-29 19:55:40 GMT+9:002022-01-29 19:55:40 GMT+9:00
昨年末に見た「Home,I’mDarling~愛しのマイホーム~」と似た傾向を感じる作品。女性作家の戯曲で、政治思想的に完全に古い女を中心に据えたブラックコメディーなんだと思うのだけど、なんか、笑っていいのかどうかわからん、みたいになるんだよね。 オリジナルはどういう演出でやったのか気になる。2022-01-29 19:59:35 GMT+9:002022-01-29 19:59:35 GMT+9:00
大原櫻子さんと小泉今日子さんがレズビアンカップルで、イチャイチャしたりするんですが、そういうのも、どういう顔で見ればいいのかわからん感じで。 百合系の感性が薄いので、狙ってるのが嫌だよね、なのかどうかさえ分からなくて。 ただ、レズビアンのリアリティを感じる演出ではなかった。2022-01-29 20:03:14 GMT+9:002022-01-29 20:03:14 GMT+9:00
ちなみに、ググったら、作者のポーラ・ヴォーゲルはレズビアンでご結婚もされているようです。 これがゲイものだったら、非当事者がこういう形で舞台にのせるのは、自分はモヤモヤするところあるな、と言うと思うんですが、レズビアンだと全くわからないので、どうなんだろうとキョロキョロしちゃう。2022-01-29 20:06:46 GMT+9:002022-01-29 20:06:46 GMT+9:00
演劇としては見ごたえあった。小野寺修二さんがステージングで、王下貴司、斉藤悠のお二人が黒衣的にモブとセット替えを担当という、デラシネラ体制。 主役の双子を演じ分けた大原櫻子さん、歌わない役は初めて見たのですが、ストレートも良いですね。声の使い方のうまさは歌と関連するんだろうか?2022-01-29 20:12:46 GMT+9:002022-01-29 20:12:46 GMT+9:00
小泉今日子は、男装して青年やってベッドで泣いてたり、レズビアンだったりと、サービスか! みたいに思いながら見てしまった。 なので、あまり冷静な感想はなくて、サービス、サービス! でしたねー、と。2022-01-29 20:15:03 GMT+9:002022-01-29 20:15:03 GMT+9:00
大原櫻子さん、よかったんだけど、何をどうしても、51歳のタカ派巨乳色気虫ラジオパーソナリティー役が全くコメディーにならないじゃないですか。出落ち的キャラづけなのに。 女性演出家だったら、どういうキャスティングしてどういう演出したのかな、というのを考えてしまう。2022-01-29 20:36:19 GMT+9:002022-01-29 20:36:19 GMT+9:00
主役の双子、顔はそっくりだが胸の大きさが全然違うという設定で、脚本演出が女性だったらセーフかもしれないが、男性演出家だとそこだけで結構ギリギリだと思うんだよね。 さらに大原さんをあてるから、巨乳ウェイトレスの大原櫻子、巨乳にピチピチセーターの51歳大原櫻子、みたいな難しい状態が。2022-01-29 20:41:24 GMT+9:002022-01-29 20:41:24 GMT+9:00
あ、51歳の衣装はちょっと微妙。胸の詰めすぎもあると思うんだけど、セーターに変なシワができちゃうのも残念だったし、スカートもなんとなく変だと思ったら、リバーシブルに仕立ててあるせいで端の処理とかが不自然になってるんだと思うんだけど、あれ必要だったのかな?2022-01-29 20:44:43 GMT+9:002022-01-29 20:44:43 GMT+9:00