2022.04.10
もはやしずか
シアタートラム
演劇
「もはやしずか」@シアタートラム。 きっつい話なんですが、凄かった。 橋本淳と黒木華が上手いだけに、もう、あー、うー、ぎゃー、という話なんですよ。 「悲劇喜劇」の今月号に戯曲が載っているというので、帰りに隣のキャロットタワーの本屋で買ってきてしまった。 https://t.co/Ygv8VO7kiP2022-04-10 15:21:05 GMT+9:002022-04-10 15:21:05 GMT+9:00
「もはやしずか」 最初は三人称視点の夫婦の物語、のように見えるんだけど、夫の方の抱える事情だけが明らかにされていき、妻の方が悪者になっていく構成、だと自分は感じたのだけど、どうなんだろう。 いやー、この妻のキャラクターは無理だわー、黒木華めちゃ上手いだけに、ホンット無理だわ〜、と。2022-04-10 15:45:03 GMT+9:002022-04-10 15:45:03 GMT+9:00
役者陣はとても充実。 母親役の安達祐実もよかったし、幼稚園の先生の不気味さもすごかった。前田さんの方も、にこやかにブラックコメディー系で。 しかし、なんといっても主演の2人だよな。橋本さんはちょっと地に足のつかない感じと抱えてるものの重さ、黒木さんは自分の感情に振り回される感じ。2022-04-10 15:56:07 GMT+9:002022-04-10 15:56:07 GMT+9:00
ただ、これ、女性が見るとどう思うのかは気になる。明らかに、妻の方を悪者にしてあると自分は思ったので。 やる事もダメなら、相手には気遣いを求めるのに自分は無神経、話は通じないし、終盤ではどのツラ下げてそんな事言い出せるんだよ、みたいなのが続いた挙句に、あのラストの演出なので。2022-04-10 16:00:48 GMT+9:002022-04-10 16:00:48 GMT+9:00
「もはやしずか」 作演出は加藤拓也さん。 戯曲を拾い読みしたのだけど、ラストが結構違っていた。 いやはやすげーラスト書くな、と思ったのだが、そこで単純化されてしまうものもあって。実際の上演の方がもうひとつ深いところに届いているような気がする。2022-04-10 17:12:18 GMT+9:002022-04-10 17:12:18 GMT+9:00
加藤拓也さん、作演出作品は「たむらさん」を電車遅延で半分見ただけ、演出だけなら「友達」も。 なので、劇作家として好みかどうかはまだわからないのですが、演出は好みっぽい。言葉をつかわず無音の芝居で見せる部分とか、引いた伏線を回収するタイミングとか、最後のアレとか、かなりツボだった。2022-04-10 17:24:56 GMT+9:002022-04-10 17:24:56 GMT+9:00
「もはやしずか」 これは、ひとによるのかなと思うのだけど。 ○○○○○○○○○○○○○○○ところ、やーめーてーくーれー、そういう事する人、無理無理無理ー、となって、あそこで共感度がガクッと下がったかも。 https://t.co/WeGuOBOA4m2022-04-10 17:39:39 GMT+9:002022-04-10 17:39:39 GMT+9:00