2022.05.28
大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』、ショー・スプレンディッド『Sensational!』
宝塚雪組
東京宝塚劇場
ミュージカル
宝塚雪組「大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』、ショー・スプレンディッド『Sensational!』」@東京宝塚劇場。 前半は、山手樹一郎の小説が原作で、ぐぐったら1951年出版とのこと。昔の男性向け小説の価値観と宝塚のとりあわせで、時々迷子になった気分になりつつも楽しくはあった。2022-05-29 02:03:21 GMT+9:002022-05-29 02:03:21 GMT+9:00
主人公の夢介は千両もって田舎から出てきて道楽修行をする、まではいいのだけど、そこに牛のような見かけでどんくさくみえるという設定がついているので、牛というセリフが出てくるたびに、それはない、それはない、と思っちゃったりして。冴羽遼はいけるけど、さすがに牛はね、と。2022-05-29 02:16:37 GMT+9:002022-05-29 02:16:37 GMT+9:00
そして、セリフは田舎訛りなんだけど歌はそうじゃないのと、さすがに牛みたいにのっそり踊るわけにもいかないので、そこらへんで人格がブレちゃうのも苦しいところ。 牛みたい、という設定を削るわけにはいかなかったのかな。いや、自分が牛みたいな男にうるさすぎるのかもしれないですが。2022-05-29 02:21:05 GMT+9:002022-05-29 02:21:05 GMT+9:00
あと、夢介の心に惚れた、みたいなセリフが女性陣から頻出するんですが、いやー、でもー、このルックスは一目惚れしたっておかしくないレベルでしょー、となるのが難しいところで。 これ、顔は良くなくても男はモテるをやりたい原作と、なにもかも美々しい宝塚の相性の問題だよな。2022-05-29 02:27:01 GMT+9:002022-05-29 02:27:01 GMT+9:00
そういうわけで、頭の中は結構迷子な気分になるんですが、それはそれとして、王道展開をバシバシきめて大団円という話と宝塚の愛称はバッチリなので、迷子になりつつ楽しかったという感想になるわけです。2022-05-29 02:34:32 GMT+9:002022-05-29 02:34:32 GMT+9:00
休憩が35分もあるので、シャンテのプチメックに買い物に。 しばらく行ってなかったのだが、今日はかなり並んでいた。一時期は並ばずに買えたのになー。まぁ、世間に人出がもどるとしょうがないですね。 https://t.co/Ofg1u9n5CB2022-05-29 02:37:47 GMT+9:002022-05-29 02:37:47 GMT+9:00
後半のショーは見応えあり。今回、大野幸人さんが振付で参加してるんだって。 途中で使われた曲に聞き覚えがあるのにどうしても思い出せなくて、こちらのサイトさんを見にいったら Malaguena でした。フィギュアスケートでよく使われる曲なのでした。 https://t.co/8xkcfpr0Ss2022-05-29 02:46:15 GMT+9:002022-05-29 02:46:15 GMT+9:00
宝塚の拍手システム、まだ把握できてないんだけど、少し独特なところあるよね。 メインキャストが出てきて顔が見えたところで拍手というのはある程度の一般性のあるルールだと思うんだけど、銀橋にのったところで拍手というのは、宝塚特有だよな。そもそも銀橋自体が宝塚特有だから当然ですが。2022-05-29 02:50:41 GMT+9:002022-05-29 02:50:41 GMT+9:00
面白いのは、銀橋に乗った時じゃなくて、数歩ぐらい歩いたところで拍手になるかんじなんだよね。何か暗黙のルールがあるのか、タイミング的に大体そうなって見えたのか、次回以降の観察課題。2022-05-29 02:53:13 GMT+9:002022-05-29 02:53:13 GMT+9:00
あと、これも面白かったんですが。 劇中で娘手品師が脱出マジックを披露してモブ観衆から拍手を浴びるシーンがあって、普通だと観客席からも拍手出るタイミングだよなと思ったのに、全然拍手が出ないんだよね。 銀橋は乗るだけで拍手するのに、ここは拍手しないんだという、これは文化の差だよね。2022-05-29 02:58:23 GMT+9:002022-05-29 02:58:23 GMT+9:00