2022.07.16
ロイヤル・バレエ・ガラ Aプログラム
英国ロイヤルバレエ団
オーチャードホール
バレエ
英国ロイヤルバレエ団「ロイヤル・バレエ・ガラ Aプログラム」@オーチャードホール。 前半は、まぁ、想定通りというか、演目選定が疑問だよなーとか思いながら見ていたのだけど、最後の高田さんとキャンベルのロミジュリが良かったので、いっきに満足度があがった。 https://t.co/M1kOty7XDu2022-07-16 16:59:38 GMT+9:002022-07-16 16:59:38 GMT+9:00
ロイヤルガラ A、個別感想。 最初はマクレガーの「明日」をヘイワードとコラレスで。開幕すぐの静かな作品で、入り込む前に終わっちゃったかも。 ジゼルはラムとサンべ。ラムは無駄なところがひとつもないというような完璧に削ぎ落とされた踊りで、時々、異常にスローに見えるぐらい。高速度撮影的な。2022-07-16 17:33:58 GMT+9:002022-07-16 17:33:58 GMT+9:00
サンベくんは踊りはよかったのだけど、誠実なアルブレヒトで、二股かけて平気な顔してる気配はなかった。全幕だとどんな感じなんだろう。 「ル・パルク」をナグディとクラークで。これ、体格差があると、変な感じだな。大人の男女の踊りにロリ要素が紛れ込んだみたいな、なんかモゾモゾした感じが。2022-07-16 17:37:40 GMT+9:002022-07-16 17:37:40 GMT+9:00
「アポロ」はヌニェスと平野さん。バランシンはやっぱりよくわからんです。 白鳥の二幕を佐々木さんとブレイスウェルで。申し訳ないけど、ガラのレベルにあったパフォーマンスには思えなかった。ただ、その分、非常に面白いというか、勉強になる実演ではあって。 オデットって、本当に難しいんだなと。2022-07-16 17:40:57 GMT+9:002022-07-16 17:40:57 GMT+9:00
2幕のオデットって振付がすごく難しいわけではないと思うんだけど、鳥の表現、人としてのオデットの人格、物語の流れとしての恋の表現、などが詰め込まれていて、あー、いろいろやってていっぱいいっぱいになるんだー、全部がひとつにまとまらないと踊りにならないのね、というのが発見。2022-07-16 17:45:26 GMT+9:002022-07-16 17:45:26 GMT+9:00
今日の感想は今日(?)のうちに。 ロミジュリのバルコニーを高田さんとキャンベルで。 キャンベルくんは結構波がある印象があって、調子があまりよくない時は体が重く見えるから心配だったんだけど、今日はいい感じ。右足がルティレになるジャンプ、足先がくるっと回る感じでキャンベルっぽいなーと。2022-07-17 01:16:42 GMT+9:002022-07-17 01:16:42 GMT+9:00
高田さんが軽いのもあるだろうけど、リフトがホールドしている部分だけできっちりと支持されているのがよかった。べたっと抱える感じじゃなくて、手で持つ場合には少し体から距離をとれるのが、2人の恋の初々しさにつながっていたかなと。2022-07-17 01:20:58 GMT+9:002022-07-17 01:20:58 GMT+9:00
高田さんのジュリエットは大変に好みでした。全幕を見たいなー。今度の来日ではやってくれますよね? この二つのリフト、そうか、この振付はそういう事なのね、と思ったんだけど、何が「そういう事」なのかはもう言語化できないんだよな。 特に二つ目の足を上げる部分にすごく納得したのだけど。 https://t.co/uQlCuzPmEv2022-07-17 01:30:27 GMT+9:002022-07-17 01:30:27 GMT+9:00
後半はマクミランの「コンチェルト」から。 なぜかウトウトしちゃう演目なのですが、今日は全部起きていられた。 サラ・ラムは本当に精度が高く磨き込まれた踊りをするよなぁ。美しかった。平野さんもよかったんだけど、ラムばかり見てしまった。2022-07-17 01:33:00 GMT+9:002022-07-17 01:33:00 GMT+9:00
「マノン」の寝室。 キャンベルくん、こちらもなかなかで一安心。好きなんだけど出来の悪い時は悪いよなと思っているので見る前にちょっとハラハラするのです。 ヘイワードはマノン似合うなぁ。悪気があるのかないのか男からは見分けられない感じの魅力。2022-07-17 01:37:31 GMT+9:002022-07-17 01:37:31 GMT+9:00
「精霊の踊り」はアシュトンの男性ソロ。 ブレイスウェル、上半身裸だったのですが、きれいな体してますね。雰囲気のある踊りでよかったです。2022-07-17 01:41:33 GMT+9:002022-07-17 01:41:33 GMT+9:00
「海賊」をナグディとコラレスで。 ガラ用派手演目で拍手も大きかったのだけど、自分はロイヤルにそこは求めてないんだよね的な所も。 ナグディの衣装、海賊で白のチュチュって珍しくないですか? 全幕でもあの衣装なんだろうかと不思議に。 グランフェッテはちょっと強引にダブル増し増しにした感じ。2022-07-17 01:45:08 GMT+9:002022-07-17 01:45:08 GMT+9:00
コラレスのアリ、派手でよかったと思うんだけど、なぜか、なんとなく微妙な感じが残って。 不思議と、ジャンプの一瞬が目に焼き付く、みたいな事がないんだよね。空中姿勢のポジションが少しゆるいんだろうか。自分の趣味と何か違うという話かも。2022-07-17 01:48:16 GMT+9:002022-07-17 01:48:16 GMT+9:00
バランシンの「ルビー」、高田さん、こういう踊り方もするんだ! みたいな驚きが。足をあげるときが、ハイキックというか、チアリーダーというか、品のなくなるギリギリぐらいで。さっきのジュリエットはどこ行ったのよぐらいの、引き出しの多い方だなぁと感心。サンベくんは楽しそうで似合いますね。2022-07-17 01:53:05 GMT+9:002022-07-17 01:53:05 GMT+9:00
マクレガー「インフラ」のパ・ド・ドゥをラムとワトソンで。 一瞬で終わってしまった! いや、さすがに一瞬じゃなかったとは思うけど、元々短い作品なのが体感的には一瞬で、えー、もう終わっちゃうのー、と。 この2人はすごくいいコンビだなぁ。とても似ている部分があるのかも。2022-07-17 01:56:20 GMT+9:002022-07-17 01:56:20 GMT+9:00
ラムとワトソン、肌の白さと、踊りの精度と、マクレガーの振付の少し異様な感じへのハマり方が似ているような。 なんか、賢者の石を使って日の差し込まない地下室で錬成された美しきホムンクルス2人の踊り、みたいな人を超えた感じが。2022-07-17 01:58:23 GMT+9:002022-07-17 01:58:23 GMT+9:00
最後は「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 いやぁ、大きな男はいいですなぁ、と、趣味丸出しの感想を。 これくらいの体格差だと、アクロバティックなパートが、安心して見ていられるし、最後のリフトもヒヤヒヤしないでいいよね。2022-07-17 02:02:50 GMT+9:002022-07-17 02:02:50 GMT+9:00
フィナーレは、2人1組になって、それぞれに派手な事を。 個人的にうおっと思ったのが、ラム平野組。ちゃんと見えてたのか自信がないんだけど、ラムが走り込んで半回転のジャンプからチェアのリフトになったと思うんだよね。止まった形から上げるのにも少し時間とる事が多いと思うのに、本当に一瞬で。2022-07-17 02:07:53 GMT+9:002022-07-17 02:07:53 GMT+9:00