2022.07.31
横浜バレエフェスティバル2022
神奈川県民ホール
バレエ
「横浜バレエフェスティバル2022」@神奈川県民ホール、幕間。 今年はプログラムがいまいちよくわからんな、という感じが。 海外から若い方をふたり呼んでバリエーションを踊らせるのは、どういう意図なんだろう。見てみるまではなんとも言えないけど、謎だなぁと。 https://t.co/HsOt4eYqmq2022-07-31 14:50:10 GMT+9:002022-07-31 14:50:10 GMT+9:00
第一部は「フレッシャーズガラ」で、若い子に大きな舞台の経験を踏ませるのは素晴らしい事だと応援しているのだけれど、それと、自分が見てて楽しいかは別というのが難しいところですな。 どうしても発表会の要素がある程度はでちゃうのでね。2022-07-31 15:35:11 GMT+9:002022-07-31 15:35:11 GMT+9:00
「月の光」は遠藤さんの振付なのだが、これはちょっとどうかなぁという感じが。 この曲使ってこういうドタバタした印象の作品作らなくてもよくない? と思ってしまった。 音楽なしで練習風景見たら曲を当てられる人はいないんじゃないかと。2022-07-31 15:37:09 GMT+9:002022-07-31 15:37:09 GMT+9:00
井関エレナさん松浦祐磨さんの「グラン・パ・クラシック」はコンビネーションがいまひとつかな。 女性をバランスで立たせて男性がザンレールしてから一緒に膝立ちになるところ、タイミングが全然合わなかったり。2022-07-31 15:40:22 GMT+9:002022-07-31 15:40:22 GMT+9:00
第2部は、アレクサンドル・カニャの白鳥2幕のバリエーションから。 ベルリンのドゥミソリストとの事だが、軽くて丁寧な踊りでよかった。 足音がほとんどしないのと、肩から指先までを柔らかくしなやかに使うのが好み。 ただ、全幕で何度も踊ったみたいな王子の感情表現の深さはもうひとつかも。2022-07-31 15:44:19 GMT+9:002022-07-31 15:44:19 GMT+9:00
クララ・ムーセーニュの金平糖。 さすがパリオペだとコリフェでもここまで踊れるのね、というのと、金平糖なんて別にわざわざコリフェを呼んで踊ってもらう作品でもないよねというのと。2022-07-31 15:46:53 GMT+9:002022-07-31 15:46:53 GMT+9:00
+81「『G-shock』〜白鳥のグラン・パに乗せて〜」。 毎年恒例のやつですが、今年は「趣向を変えて」と柳本さんが言ったとおり、最初にちょっとトークがありつつ、黒鳥のグランパを全部使ったグダグダ感のない作り。 酒井大さんがジークフリートを踊り、それに柳本さんと、ゲストがちょこちょこ絡む。2022-07-31 16:59:48 GMT+9:002022-07-31 16:59:48 GMT+9:00
ゲイネタの扱いとしては微妙なところもありつつ、楽しかったです。 片方に古典をしっかり踊らせて、そこに付け加える形でコンテンポラリーで絡んでいくというのは楽しいですね。柳本さんのマネージュなんかも見られたりして。 この手法はもっと拡大してもいいかなと思った。2022-07-31 17:02:49 GMT+9:002022-07-31 17:02:49 GMT+9:00
眠りの3幕を、加瀬栞さんと厚地さんで。 よかったのだけど、なぜか、厚地さんが素敵なおじさまっぽくて。ちょっとサポートが丁寧すぎるのかな。恋愛というよりも、完璧なエスコート、という雰囲気で。2022-07-31 17:06:38 GMT+9:002022-07-31 17:06:38 GMT+9:00
第3部はカニャの「First Blush」というソロから。ジョニー・マクミランという方の振付なのだが、若い方だろうか? 非常に繊細に体を使った振付を、とても丁寧に踊っていてよかったのだが、ホールサイズで遠くから見ることを考えると表現が細かすぎるかも。2022-07-31 17:13:25 GMT+9:002022-07-31 17:13:25 GMT+9:00
カニャは細部まで神経の行き届いた踊りをする印象で、現代振付家と組んだ作品が面白そう。 あ、今回の衣装は微妙。上が、オーバーサイズの白シャツを後ろ前に着て腰で結んでるんですが、それは何? みたいに思ってしまった……2022-07-31 17:13:26 GMT+9:002022-07-31 17:13:26 GMT+9:00
第3部は眠りの2幕を平田さんと厚地さんで。こちらの厚地さんは王子っぽくて、僅かな何かで印象が変わるんだよなと。 平田さんは、個人的には小さくて細すぎるのが、ロリっぽい印象になってしまうので、特に長身の厚地さんとこの演目だと、えーっとえーっと、みたいになったりして。2022-07-31 17:16:57 GMT+9:002022-07-31 17:16:57 GMT+9:00
高瀬さんは自作のソロ「1001」を。 最後の長い旋回を筆頭に、動きには惹かれるものがあるんだけど、全体として何を踊ってるかみたいなのはわからない感じで。 バックグラウンドがあって、その中にうまく嵌め込むとわかるのかも、みたいな印象でした。2022-07-31 17:19:32 GMT+9:002022-07-31 17:19:32 GMT+9:00
最後は菅井さん二山さんで「エスメラルダ」。 毎回この2人のお祭り演目で締めで、確かにケレンみの強い演目を魅せる技術のある方々ですが、お二方ともに、せっかくなんだからもっと感情を揺さぶるような作品を見せていただきたいなとも思っちゃう。 お祭り要員で終わらせるにはもったいないと。2022-07-31 17:23:16 GMT+9:002022-07-31 17:23:16 GMT+9:00
二山さんは体格的には恵まれていないのにリフトがしっかり入るのは本当に立派だと思う。 ただ、何をどうやってもリフトの高さだけは出せないわけで、それに関してはこの演目はつらかったかな。 あとフィッシュがちょっとヒヤッとして、しかもチュチュが袖に絡んじゃってハラハラと。2022-07-31 17:27:13 GMT+9:002022-07-31 17:27:13 GMT+9:00
菅井さんは微妙に調子悪かったのかも。グランフェッテが結構左右に移動してたのもだけど、タンバリン蹴るのがひとつ外れて、次もギリだったような。 ただ、表現としては、めっちゃカッコいいよなー。視線の強さがとても似合う。 タンバリンをオンテンポで使ったり、ちょい溜めたりとか、たまらない。2022-07-31 17:35:28 GMT+9:002022-07-31 17:35:28 GMT+9:00
全体としては、悪くはなかったのだけど、感動するような演目はなし、という感じで。 コロナもあって、プログラムを組むのも難しかったのかもしれないけど、昔に比べると「普通」になった気がした。2022-07-31 17:51:40 GMT+9:002022-07-31 17:51:40 GMT+9:00
リツイート、大変おっしゃる通りと思いまして。 自分は柳本さんが平手打ちされるのに笑っちゃったんですが、そういうのなくてもいいよね。個人的には男性が抱き合うのを笑いにするのにも問題を感じました。 古典をうまくパロディにして踊りで笑いをとった部分もあるので、そういう方向に行って欲しい。2022-07-31 19:08:13 GMT+9:002022-07-31 19:08:13 GMT+9:00