2022.09.04
アシュトン・マクミラン プログラム
小林紀子バレエ・シアター
新国立劇場中劇場
バレエ
小林紀子バレエ・シアター「アシュトン・マクミラン プログラム」@新国立劇場中劇場、幕間。 「レ・パティヌール」は映像も含めて何度か見ているのだが、今頃になって逆回転がやたらと多い事に気づいて。 そっかー、スケートだもんね、バレエとは逆回りだよねー、と深く納得する振付なのでした。 https://t.co/jbXsgKeiDV2022-09-04 16:13:58 GMT+9:002022-09-04 16:13:58 GMT+9:00
「レ・パティヌール」 メインのブルーボーイはゲストの八幡さん。これは本当にピッタリの役だと思う。ボーイの可愛いさとテクニックの強さと。 そして、なんといっても、スケートがよく滑るんだよね。いや、実際には滑ってないんだけど、エッジに深く乗った、ひと蹴りでよく伸びるスケートに見える。2022-09-04 16:16:55 GMT+9:002022-09-04 16:16:55 GMT+9:00
ブルーガールズのお二方もよかった。すみません、どちらがどちらかわかってないのですが、第一バリエーションの方がややこしめのグランフェッテを綺麗に決めたのも見事でしたし、第二の方が涼しい顔で両側の回転がガンガン入ってるのを遜色なく回りきったのも天晴れで。 https://t.co/U7n5zqwQyQ2022-09-04 17:26:50 GMT+9:002022-09-04 17:26:50 GMT+9:00
「レ・パティヌール」は全体としての完成度がかなり高かったような。再演重ねてるからかな。 逆回転がかなり多いし、順回転もスケートっぽくアンデダンだったり、群舞で同時に順回転と逆回転を対称配置で回らせたりもするので、そういうのが全部綺麗に入る事で、非常に締まった出来栄えだったかと。2022-09-04 17:40:30 GMT+9:002022-09-04 17:40:30 GMT+9:00
後半はマクミランの「ザ・フォーシーズンズ」日本初演。 自分は存在すら知らなかった作品なんですが、1975年初演との事で、マノンとマイヤリンクの間ですね。 ヴェルディを使ったシンフォニックバレエなんだけど、結構実験的な作品に見えて面白かった。 ただ、ややこしいわりには見栄えしない感じも。2022-09-04 17:44:43 GMT+9:002022-09-04 17:44:43 GMT+9:00
初演だから仕方がない面もあるだろうけど、男性陣の出来がいまひとつだったような。女性陣の揃いが結構いいだけに、男性陣がちょっと音を取り損ねると目立つ。 ゲストの八幡さんや吉瀬さんに、団員が仕上がり具合で負けるのはダメではないかな、みたいな事を思ったりも。2022-09-04 17:47:32 GMT+9:002022-09-04 17:47:32 GMT+9:00
春のパートのカトル、男性3名で女性を延々と繰り返しリフトするという部分があって。物珍しいですし、今回の出来も悪くなかったと思うんだけど、そもそもの振付として、マノンの娼館でやるみたいな物語の裏打ちのない状況だと、うーん、サーカスっぽくなっちゃうよなー、みたいな感じも。2022-09-04 18:00:16 GMT+9:002022-09-04 18:00:16 GMT+9:00
という感じで、自分的には「ザ・フォーシーズンズ」は、一回見ておくのはとてもいいけどリピートするかは迷う枠、というところに。 なので、今回日本で上演して下さった事にはとても感謝です。 https://t.co/ph3qM62RaH2022-09-04 18:03:52 GMT+9:002022-09-04 18:03:52 GMT+9:00