2022.10.29
白鳥の湖
ヒューストンバレエ団
東京文化会館
バレエ
ヒューストンバレエ団「白鳥の湖」@東京文化会館、幕間。 マクロなところからミクロなところまで、かなりいろいろといじってあるので、あちこちと座りが悪い感じが。 一番困ったのは、王子と人間形態オデットで踊って抱き合ってキスまでした後に、古典の2幕部分の踊りをやるところでした。 https://t.co/nBafrmXn3Z2022-10-29 13:18:30 GMT+9:002022-10-29 13:18:30 GMT+9:00
え、キミたちはもうまとまってるんじゃないの? 普段だったら、最初は王子に怯えを見せていた白鳥が徐々に心を開いていく、と解釈するパートを、どういう気持ちで見ればいいのかわかんなくて、えっと、えっと、と思っているうちに進んでいってしまったのでした。2022-10-29 13:20:28 GMT+9:002022-10-29 13:20:28 GMT+9:00
曲順の入れ替えが結構あると思うんだけど、自分はどの曲がどこだっけというのをあまりきちんと覚えてないので、どれがどれだっけと。 同じ曲で古典を踏襲した踊りなんだけど古典の振りと曲の使い方が少しズレている、みたいな部分があって、全然違う振付が入っているよりも見ている時の混乱が激しい。2022-10-29 13:23:46 GMT+9:002022-10-29 13:23:46 GMT+9:00
「白鳥の湖」 3幕も結構ひねってある。 これ、いまひとつ確信がないんだけど、ロットバルトは登場したあと、幻術で王子と入れ替わってる設定? 王子不在の中で各国の姫が踊る部分、王子と黒鳥のシーンはモブが消えて3人だけになるところなど、それだとうまく説明できるのだけれど、徴がないんだよな。2022-10-29 14:16:36 GMT+9:002022-10-29 14:16:36 GMT+9:00
黒鳥のPDDは、他の人が全員はけて、ロットバルトと3人だけ。幻影のオディールも出てこなくて、かわりに妹たちがちょっと邪魔しにくる。 これ、なかなか難しくて、黒鳥のバリエーションは王子なしでロットバルトだけが見てるんですよ。えーと、何の踊りなのこれは? みたいに受け取り方に困ってしまう。2022-10-29 14:18:49 GMT+9:002022-10-29 14:18:49 GMT+9:00
ロットバルト、鳥形態だと顔は見えないんだけど、ツボっぽいなと思っていたら、騎士形態は大変にツボでありました。 そして、オディールに合わせて一人で踊るんですよ。自分抱きしめて揺れてたり。 すっごく既視感あったのだけど、途中で、あ! リンクサイドのランビエール先生だ! と気付きました。2022-10-29 14:21:28 GMT+9:002022-10-29 14:21:28 GMT+9:00
3幕ラストは、人間形態のオデットが出てくるので、まってまってまって、これ、まんまジゼルじゃないですか! 大丈夫なの? このまま狂乱になったりしない? とハラハラしちゃいました。 シーンの緊張感はなかなかだと思います。2022-10-29 14:23:16 GMT+9:002022-10-29 14:23:16 GMT+9:00
「白鳥の湖」終演。 うーん、いろいろと謎だ! と思いつつ、それなりに満足。 キャスト表の下に小さくカーテンコール後の撮影OKと書いてあるのだけど、撮影してる人全然いなかった。小心者の自分は、まわりも撮ってないし、スマホとりだすのやめたのでした。 係員が撮影OKの札出してくれるといいよね。 https://t.co/Y5UnqQFM3o2022-10-29 15:09:24 GMT+9:002022-10-29 15:09:24 GMT+9:00
4幕は、人間形態のオデットと娘たちではじまる。 ジゼルをみたばかりというのもあるけど、男に裏切られたオデットを慰めてるのか、あんな男は殺しちまえと言ってるのか、どうなんだろう? みたいに思いつつ見てしまった。振付としては、オデットをなぞる動きが多いので、共感なんだろうけど。2022-10-29 15:12:16 GMT+9:002022-10-29 15:12:16 GMT+9:00
この版では、夜の湖に、人間衣装と白鳥衣装の娘たちがあらわれるので、劇中設定としてはどの衣装とどの姿が対応しているのか、というのがますますわからなくなって。 プログラムの解説文だと、夜の間だけ人間に戻れるという設定はいきてるみたいなのだが。2022-10-29 15:15:35 GMT+9:002022-10-29 15:15:35 GMT+9:00
ロットバルトくん、キミはもしかして、昔、王子に恋して裏切られて、その復讐なの? とチラッと思ったり。 4幕で、王子の胸を押して拒否するポーズが入るんですよ。オデットの再現だと思う方が正統派かもしれないですが、ついつい。 しかし、どの版でも動機不明の男だよね、キミは。2022-10-29 15:17:49 GMT+9:002022-10-29 15:17:49 GMT+9:00
白鳥のフォーメーションで、対角線2本の交差が入ってるんだけど、途中でぶつかっちゃって。転ぶまではいかなくてよかったです。 しかし、ライン方向への移動でも、やっぱそうなる事あるよね、ラインごと横に移動で全員綺麗にすり抜ける方がどうかしてるんだよな。2022-10-29 15:24:04 GMT+9:002022-10-29 15:24:04 GMT+9:00
ヒューストンの白鳥、かなりいじってあるのだが、その結果、さらによくわからない話になっているような気も。 これ、どういう意図でどういう話にしてあるか、という解説が欲しい。 4幕に出てきた、寝そべってる竜はなんなの! わざわざ目が光るのに、その後は何もないよね?2022-10-29 17:28:13 GMT+9:002022-10-29 17:28:13 GMT+9:00
各国の姫君4人が1幕から出てきて、トロワがカット。 それ自体はいいのですが、そうすると、姫君4人は顔見た段階でパスしておいて、オデットとはあった途端に恋に落ちるのかよ、面食いもいい加減にしろ! みたいになりませんか?2022-10-29 17:29:54 GMT+9:002022-10-29 17:29:54 GMT+9:00
3幕の姫君4人は、全員揃ってパンツが透けて見える薄物スカートなんですよ。 あー、1幕で振られたから、なりふり構ってないのね、下着見せりゃ男が落ちると思ってるのかよ、みたいになってしまって。 ちなみに、衣装としては、透けないタイツ、上も首までヌード色の布で、露出度は非常に低いです。2022-10-29 17:32:25 GMT+9:002022-10-29 17:32:25 GMT+9:00
この版、何度か見て、いろいろ慣れるといいのかもしれないけど、初見だと戸惑っている間に進行して感情がいまいちついていかなかった感じかな。 曲の使い方が古典と違うのも感情の動き方がぶれちゃう要因かも。4幕の王子登場の音楽で、オデットが出てきたりするので。2022-10-29 17:36:56 GMT+9:002022-10-29 17:36:56 GMT+9:00
あ、そうだ。オデットとロットバルトの最後の長いリフト、あれはそういう振付なのか、あげそこなったのか気になって。 最初に背面で上げるときに少し高い位置をホールドしちゃって、残りの変形を強引にいったのかな、とも思ったのだが。もしそうだとしたら、最後まできちんとまとめた二人に拍手。2022-10-29 17:42:27 GMT+9:002022-10-29 17:42:27 GMT+9:00
ヒューストンのパンフ読んでるのだが、ロットバルトをうろこのついた巨大な龍として原始的な森に配置している、と書いてある。 あれ、ロットバルトでいいのか。最後、別に何の変化もないから、どう考えればいいのかわからなかったのだけど、見てる時に妄想したことを書いちゃおう。2022-10-29 23:23:57 GMT+9:002022-10-29 23:23:57 GMT+9:00
人間形態ロットバルトが王子と付き合ってたのに、正体を告白した途端に、オレ人外はダメなんだって振られたとするじゃないですか。 それで、復讐のために、メンクイ王子のど真ん中の顔をしたオデットを捕まえて人外属性つけるわけですよ、みたいな事を4幕見ながら考えていたのでした(笑)2022-10-29 23:28:00 GMT+9:002022-10-29 23:28:00 GMT+9:00
しかし、個人的には、王子が人間形態のオデットと恋に落ちるのはナシかなぁ。 だって、人間同士の普通の恋のPDDやりたかったら、白鳥の湖でなくても、いくらでも作品あるわけでしょ? わざわざ白鳥選ぶなら、人と白鳥という部分をいかした踊りが見たいじゃないですか。2022-10-29 23:29:56 GMT+9:002022-10-29 23:29:56 GMT+9:00
ヒューストンのパンフ、第3幕のあらすじの最後が「悪魔ロットバルトの力は弱まり、呪いが解けると、白鳥たちは自由になり、去っていきました」で終わるんですが、そうなの? あれ、呪い解けてるの? と。 それで気づいたんだけど、衣装として娘形態と白鳥形態があると、自由度が下がるんだな。2022-10-30 01:26:07 GMT+9:002022-10-30 01:26:07 GMT+9:00
衣装がチュチュだけなら、その衣装で娘も白鳥も演じられるし、呪いが解けたと言われればそうかなと思うのだけど。 衣装が2種類になると、衣装と形態が固く結びついてしまうから、チュチュのままでは呪いが解けたようには見えなくなっちゃうという。2022-10-30 01:28:24 GMT+9:002022-10-30 01:28:24 GMT+9:00
リツイート数件。 ヒューストンのロットバルトはパンフにデザイン画が載っていて、DRAGON モチーフだと書いてあるのだが、手下もそうなんだな。 動画を探してみたら、公式のものがあった。0:50 ぐらいからロットバルトと手下と背後の竜とが映る。 https://t.co/5RTLdlSHQA2022-10-31 00:08:31 GMT+9:002022-10-31 00:08:31 GMT+9:00
もしかして、この版、ロットバルト=竜がオデットに恋をして、その恋が完全に破れるまでの話なんだろうか。 昨日みた時に、4幕でオデットが死にに行きそうなところをロットバルトが必死に止めるシーンがあって、あんなにダメダメやめてーって言う(言わないけど)ロットバルト初めて見た気がしたので。2022-10-31 00:10:22 GMT+9:002022-10-31 00:10:22 GMT+9:00
湖に寝そべっている竜が本体でイケオジ形態もあるロットバルト、オデットに恋をしたからとりあえず人間じゃなくなる魔法かけたら白鳥になっちゃって、半人同士で仲良くやろうって言ったら振られて、1人じゃ寂しいだろうと仲間を作ってやったらますます嫌われて、みたいなのを想像してしまう。2022-10-31 00:13:26 GMT+9:002022-10-31 00:13:26 GMT+9:00
オデットの方は森で見かけたイケメンに恋しちゃうので、あんなやつ浮気性に決まってる、目に物見せてくれるぜってオディール作り出して、愛の誓いをオデットの目の前で見せて、二股男よりオレにしとけよと言っては、さらに嫌われるロットバルト…… っていうか、ヒラリオンとアルブレヒトだな、これ。2022-10-31 00:16:13 GMT+9:002022-10-31 00:16:13 GMT+9:00
4幕の最初、竜の目に赤い光がともるんだけど、もしかして、赤が竜の意識の徴なんだろうか。 人間形態と竜形態が同時に舞台にいる事があるんだが、兜に赤のモシャモシャがついていたら人間形態に意識があって、竜にモシャモシャが移ったら、意識もそちらに移っている、みたいな設定?2022-10-31 00:21:36 GMT+9:002022-10-31 00:21:36 GMT+9:00
そう考えると、元々は人と白鳥の異類婚姻譚だったのを、竜と人の異類婚姻譚にかえてある、と思ってもいいのかな。 昨日は、白鳥の湖なんだから、人間が人間形態同士で恋に落ちなくたっていいじゃん、みたいな事を書きましたが、こういう読み替えだと思うと、白鳥の湖である事に納得したり。2022-10-31 00:29:23 GMT+9:002022-10-31 00:29:23 GMT+9:00
これは面白いなと思ったのが、2幕冒頭の王子のバリエーションを、木陰から人間形態オデットが見ている事。 つまりですね、先に目をつけたのはオデットなんですよ。それで、偶然っぽく王子とぶつかって恋に落ちるわけ。 古典バレエで、女性が男性に目をつけるのって他にある? あ、リラの精があるか。2022-10-29 22:17:33 GMT+9:002022-10-29 22:17:33 GMT+9:00