2022.12.10
泣いたり笑ったり
映画
「泣いたり笑ったり」を見てきた。 おじいちゃん同士が結婚する事を発表したので、両家の面々がドタバタするコメディ。 「神様の思し召し」でムショ帰りのカリスマ神父をやっていたアレッサンドロ・ガスマンが、妻と死に別れたあと、私生活乱れまくりのバイのじいちゃんに引っかかったノンケ漁師に。2022-12-11 00:54:11 GMT+9:002022-12-11 00:54:11 GMT+9:00
高齢男性二人の結婚を中心とした家族のいろいろで、結婚に反対するメンバーもいるのだけど、ゲイ自体を否定するような部分はほとんどなくて。 漁師カルロの長男のサンドロくんは、ファザコン拗らせてて微笑ましいわーとニコニコ見てしまった。2022-12-11 01:00:33 GMT+9:002022-12-11 01:00:33 GMT+9:00
一方、カルロに関しては、完全に「男が好きなんじゃないお前が好きなんだ」設定なので、ちょーっとそれはどうですかねー、みたいな気も。 バイでやりたい放題の人生送ってきたトニが、人生の最後にあんな一途なノンケ男から愛されるようになるなんて、ドリームもいい加減しろ、みたいな設定ではある。2022-12-11 01:03:19 GMT+9:002022-12-11 01:03:19 GMT+9:00
「マティアス&マキシム」なんかもそうだけど、ノンケ男のゲイ童貞奪ってラブラブになるというのは、そういうの好きだけどさー、好きだけど、白馬の王子様が迎えに来るレベルのドリームだよなー、みたいには思うわけで。 特に今回のトニみたいなクズ全開人生送ってきた人間に、突然王子様ってのもね。2022-12-11 01:07:57 GMT+9:002022-12-11 01:07:57 GMT+9:00
というわけで、カルロは大変に素敵ですし、見ている間は楽しいのだけど、見終わってからちょっと我にかえってドリーム度合いに気恥ずかしくなっちゃうという映画でした。 白馬の王子様ロマンスとか全然平気だと思っていたのだけど、自分に近い属性の主人公でやられると恥ずかしいのかもしれん。2022-12-11 01:19:23 GMT+9:002022-12-11 01:19:23 GMT+9:00