2023.03.02
ジョン・ノイマイヤーの世界 Edition 2023
ハンブルク・バレエ団
東京文化会館
バレエ
これから、ハンブルク・バレエ団「ジョン・ノイマイヤーの世界」@東京文化会館。 Opus 100 はレヴァツォフとリアブコ、マーラーのアザチャンもちゃんと「ザ」になっております。 https://t.co/aU9itxgSJo2023-03-02 20:21:45 GMT+9:002023-03-02 20:21:45 GMT+9:00
久しぶりの同演目マチソワ。 と言っても昼は舞台稽古だったので、衣装が全部ついて気合十分の本公演は一味も二味も違います。 ノイマイヤーの分身はクリストファー・エヴァンス。希望に溢れ夢見る若者という雰囲気で、とても好ましい。そして、めっちゃ踊るよね、この役は。普通の全幕よりきつそうな。2023-03-02 20:27:13 GMT+9:002023-03-02 20:27:13 GMT+9:00
初日だからかハプニングも。 菅井さんのシルヴィアは、後半のPDD に入る前に革のベストの前のファスナーを閉めるのだが、それがうまくいかなくて。何度も頑張るのではなくて、うまく閉められないのに苛立った感じで、パッと手を離すのが、すごくキャラクターに似合っていた。2023-03-02 20:30:45 GMT+9:002023-03-02 20:30:45 GMT+9:00
ベスト、前を閉じてないから動くとバタバタするわけで。とくに回転系とかは広がっちゃうんだけど、サポートをやりきったトルーシュくんにも拍手。 そして、菅井シルヴィアが、途中でベストを軽く羽織り直す一瞬の仕草がカッコよくて、ハプニングで得しちゃったー、みたいにも。2023-03-02 20:32:41 GMT+9:002023-03-02 20:32:41 GMT+9:00
クリスマスオラトリオでは、多分男性のシューズだと思うのだが、黒いものが舞台の中央に。 ダンサーふたりが蹴りで袖まで運んでて、これも見事。2023-03-02 20:33:49 GMT+9:002023-03-02 20:33:49 GMT+9:00
「ジョン・ノイマイヤーの世界」終演。 はー、満足だったー! 結構回数を見ているので、初回ほどの衝撃はないのだけれど、好きだなぁ。 84歳の芸術監督が自分主演で伝記ものやるって、明らかに企画としてはヤバい匂いがするのに、こんなのできちゃうんだから、そこはもうノイマイヤーだからとしか。2023-03-02 22:04:01 GMT+9:002023-03-02 22:04:01 GMT+9:00
昼にうまくいかなかったマーラー3番のリフト、きちんと入りました。しかし、あれ、ものすごく長いな。今までそういう観点で見たことなかったのだけど、一度落としたら復帰が難しいから、長いリフトってリスク高いのか。 昼に引っかかった変形パート、ものすごく慎重にやってた。普通はもっと速いかも。2023-03-02 22:07:17 GMT+9:002023-03-02 22:07:17 GMT+9:00
マーラー3番のラスト、菅井さんはとても人間、というか、菅井さんの踊りへの向き合い方を表した歩き方だったのかなと。 アッツォーニの神がかった歩みとは全然違うのだけど、若い人の真っ直ぐな歩きを、ノイマイヤーがああやって見るという事、そこにある相互作用にちょっと感動してしまった。2023-03-02 22:11:15 GMT+9:002023-03-02 22:11:15 GMT+9:00
ノイマイヤーの「くるみ割り人形」はこれでしか見た事がないのだけれど、あのエモーショナルな音楽に、少女の夢と青年の夢と老人の回想を重ねてあって、こんなのズルいでしょというぐらいに心が動かされちゃう。 しかし、コジョカルは本当に少女に見えるな。マルグリットと親子ぐらい違いそう。2023-03-02 23:15:25 GMT+9:002023-03-02 23:15:25 GMT+9:00
「ヴェニスに死す」 アッツォーニの踊り、ノイマイヤーの振付の具現化としては、ひとつの理想だと思う。 あれだけいろんなリフトされてて、もうどこをどう支えられてるのかわかんないよとか思いながら見てるのに、女性のポジションが常にものすごくクリアで、流れも素晴らしい。2023-03-02 23:19:21 GMT+9:002023-03-02 23:19:21 GMT+9:00
「椿姫」 コジョカルとトルーシュのペアも鉄板になってきましたな。 最近目が悪くなって、顔の表情があまり見えなくなったせいもあるのだけど、バレエの遠くまで届く振付と体の表現というのを、より一層美しく感じるようになった。 ポワントで立ってわずかに後傾する、それだけで心の動きが伝わる。2023-03-02 23:22:33 GMT+9:002023-03-02 23:22:33 GMT+9:00
「ニジンスキー」 アレイズ・マルティネスのニジンスキー、素晴らしいと思うのだが、それだけに、抜粋とはいえ、一日に二回は過剰摂取だよな。もう、見てるだけでクタクタ。 マルティネスくん、シルヴィアでも見られるだろうか。能天気な若者とかでも見てみたいんだけど。2023-03-02 23:26:00 GMT+9:002023-03-02 23:26:00 GMT+9:00
「ゴーストライト」 最初のアッツォーニとリアブコのペアは、少し人間を離れた感じに見える。抽象概念とか、舞台芸術の女神と閉鎖期間の劇場の精霊みたいな。 うってかわって次のオベルリンとロドリゲスの男ペアは、ケンカップルというか痴話喧嘩というかの雰囲気が。わざと足音ドタドタと歩いたり。2023-03-02 23:29:02 GMT+9:002023-03-02 23:29:02 GMT+9:00
「作品100」 これはニジンスキーとは逆で、一日に何回見てもいいですね。そして、組み合わせによっても、全然違う見え方をするんだなと。 最初はウルバンで予告されていたので、日替わりキャスでもいいんだけどなー。他の組み合わせも見たい。2023-03-02 23:32:35 GMT+9:002023-03-02 23:32:35 GMT+9:00
リツイートした、落下した黒シューズの話。 ど真ん中だったので、かなりの人がニアミスしながら踊ってたんだけど、速いステップが多くてどうにもならない感じで。 下手から大勢が駆け込んでくるシーンで、男性ダンサーが蹴り込んだのだけど、センターで蹴って流れ止めないのあそこだけだったかも。2023-03-02 23:46:41 GMT+9:002023-03-02 23:46:41 GMT+9:00
落下物といえば、「アンナ・カレーニナ」ではタバコを床に落として、それを拾うために召使が下手から出てきて上手にはけるのです。 今日びっくりしたのが、ゲネでは上手側の椅子のところで拾ってたんだけど、夜公演は下手側の椅子のところだったんだよね。 あれ、落とすタイミング決まってないのか。2023-03-02 23:49:00 GMT+9:002023-03-02 23:49:00 GMT+9:00