2023.03.03
ジョン・ノイマイヤーの世界 Edition 2023
ハンブルク・バレエ団
東京文化会館
バレエ
ハンブルク・バレエ団「ジョン・ノイマイヤーの世界 Edition 2023」@東京文化会館、幕間。 昨日もよかったのだけど、今日はさらに2割ましぐらい。特にノイマイヤーの分身のクリストファー・エヴァンス。体の中でダイナモがブンブン回ってるみたいな、若き天才のパワーが溢れまくった状態。 https://t.co/XUkr5uvdkt2023-03-03 20:25:59 GMT+9:002023-03-03 20:25:59 GMT+9:00
エヴァンス、キャンディードからアイガットリズムあたりの小芝居部分が情動過多なぐらいで、天才ってこういう感じあるー、みたいな説得力。 くるみ割りに入る頃にはシャツが全面透けてて、ヴェニスに至ってはお尻も透けるぐらいの汗なのに、疲れるどころかアドレナリンマシマシ的なフルスロットル。2023-03-03 22:08:03 GMT+9:002023-03-03 22:08:03 GMT+9:00
「ジョン・ノイマイヤーの世界」終演。 二幕は圧巻。 ゴースト・ライトからマーラー3番の大群舞、ダンサーが次々に去っていき、ノイマイヤー1人が舞台に残るのがとても寂しそうで。舞台芸術の持つ、公演が終われば誰もいなくなるという本質的な寂しさを重ねてしまって。 そこに菅井さんによる救いが。2023-03-03 22:13:44 GMT+9:002023-03-03 22:13:44 GMT+9:00
フィナーレのキャンディードのリプライズは祝祭感がすごいですよね。 ニジンスキーのマルティネスもニッコニコで踊ってくれるのでホッとするし、コジョカルがマルグリットの衣装で踊るというミスマッチもウキウキだし。 最後のノイマイヤー2回転、今日は2度目がかなり低い位置まで落ちてヒヤヒヤ(笑)2023-03-03 22:16:24 GMT+9:002023-03-03 22:16:24 GMT+9:00
「作品100」 リアブコは、与えられた振付を自分の内側から出るもののように見えるまで咀嚼しきった踊り。振付通りなのにインプロビゼーションみたいな即時性を感じる。 演劇で、役を生きる、みたいな事が言われたりしますが、ここまで振付を生きられるダンサーは稀有だと思う。2023-03-03 23:41:29 GMT+9:002023-03-03 23:41:29 GMT+9:00
レヴァツォフも悪くないのだけど、リアブコと比べてしまうとやはり差があって。 そして、今回、そこが大変にツボなのです、スミマセン。 ずっとアンタの背中を追いかけてきた、まだまだだってわかってるけど、時には支えることぐらいは出来るようになった、みたいなやつですよ。2023-03-03 23:46:47 GMT+9:002023-03-03 23:46:47 GMT+9:00
アンナ・カレーニナのタバコ。 アンナから取り上げたタバコをヴロンスキーが耳に挟むのか。それが自然に落ちるのにまかせるから、どこに落ちるかわからないんだな。 今日はアンナがヴロンスキーの髪をいじって落としたので、ほぼ舞台の真ん中。召使いくんが踊りの邪魔にならないように素早く拾ってた。2023-03-04 00:56:10 GMT+9:002023-03-04 00:56:10 GMT+9:00
今日は近い席だったので「ニジンスキー」は一際凄絶。フィナーレでマルティネスがニコニコしてるのに救われる。 ついつい男性ばかり見ちゃうが、ブロニスラヴァのフリッツァも凄い。あそこノイマイヤー作品の中でも最も迫力のある男性群舞のひとつだと思うのだが、それを相手に女性1人でがっぷり四つ。2023-03-04 01:01:27 GMT+9:002023-03-04 01:01:27 GMT+9:00
「シルヴィア」の PDD は、見てるとマスクの下でニヤニヤしてしまう。菅井さんの身体能力を目一杯使って不器用に踊るあの感じが堪らない。 キャストによって全然違って見えると思うんだけど、この2人は、優男の猛獣使いと、本気で暴れて相手をバラバラにしちゃっても困るし的なカチコチぶりに見えて。2023-03-04 01:10:43 GMT+9:002023-03-04 01:10:43 GMT+9:00
「ゴースト・ライト」は、作品が出来上がってから能だと気づいた、というようなノイマイヤーのナレーションが入る。 灯りひとつの舞台に、作品の登場人物が次々と現れる夢幻能、みたいな事だろうか? リアブコとマルティネスがニジンスキー、菅井さんがクリスマスオラトリオ、他は何の衣装だろう?2023-03-04 01:18:25 GMT+9:002023-03-04 01:18:25 GMT+9:00
コジョカル、今回はクララとマルグリットで、どちらも白系の衣装で背中合わせから始まる PDD で、ちょっと似ちゃってもしょうがないような気がする2つなのだが、全く違うキャラクターで。 あのクララの子供っぽさ、なんだろうと思ったのだが、リフトがパパと娘の高い高いみたいなんだよね。2023-03-04 10:46:19 GMT+9:002023-03-04 10:46:19 GMT+9:00
一言で体重のなさの表現といっても、いろいろあるよなと。 ジゼルみたいな妖精系もあるし、マルグリットも非常に軽く見えるのだけど、クララは、お父さんが突然ポンと持ち上げて娘さんがキャッキャしてるみたいな、そういう軽さに見えた。2023-03-04 10:51:27 GMT+9:002023-03-04 10:51:27 GMT+9:00