2023.04.01
おとこたち
PARCO劇場
ミュージカル
これから「おとこたち」@ PARCO劇場。 結構余裕を持って出てきたのだが、電車が遅れて、渋谷駅のホームのエスカレーターでまって、PARCOのエレベーターで待ってと、かなりギリギリになってしまった。 しかし、渋谷駅を設計したやつは、ホントダメだよな。安藤忠雄氏ですが。2023-04-01 19:46:46 GMT+9:002023-04-01 19:46:46 GMT+9:00
「おとこたち」幕間。 下半身ゆるゆるの男4人の話なので、男性としてはなかなか居心地悪いのですが、みごたえあり。 光夫さんはめっちゃカワイイし、大原櫻子さんがスゴイ! 何度か見ているのだけど、今回は出色の出来ではないでしょうか。1幕ラストの吉原くんとのデュエット、あの体格差で完全互角! https://t.co/bbswcAqvjr2023-04-01 19:50:52 GMT+9:002023-04-01 19:50:52 GMT+9:00
1幕の終盤部分の吉原さんを見るだけでも、もう一回リピートしたいぐらい。 バルジャンの独白とかもだけど、光夫さんのこういう表現、とても好きなのだ。鉄の意志のようで、情に対して非常に脆い部分も。 ちなみに下手前方の席をいただいたので、頭抱えて丸まっている吉原くんが近い近い。2023-04-01 19:54:40 GMT+9:002023-04-01 19:54:40 GMT+9:00
「おとこたち」終演。 うーん、うーん、困ったな。 舞台としては力があるし、和製ミュージカルとしての出来もいいと思うし、光夫さんも可愛ければ他のキャストも良かったのだけど、話というか、演出の目線を肯定するのに少し躊躇いがあるという。 特に、男性としては、肯定したらいけない気がして。2023-04-01 21:59:42 GMT+9:002023-04-01 21:59:42 GMT+9:00
ひとことで言えば、こんなクソどもを、こんなチャーミングに描いちゃうのはダメじゃないの? という事なんですが。 古い時代の男性性をそのまま肯定するのとは違うんだけど、男性性に対する批判もしてるからオッケーだよね的なゆるゆる倫理観っぽく感じて、ムムム、となってしまうのでした。2023-04-01 22:02:08 GMT+9:002023-04-01 22:02:08 GMT+9:00
いや、これは、自分が吉原さんのファンで、チャーミングすぎるよー、と思いながら見ていたせいもあるかもしれないんだけど。 以下ネタバレですが。 でも、アレを音声だけでやって、実体の吉原くんは反省ポーズというのは、そういう目線で演出してるとしか思えないんだよね。2023-04-01 22:05:20 GMT+9:002023-04-01 22:05:20 GMT+9:00
これもネタバレですが。 吉原くん、タンバリンもって片足ダンスとか、クッション抱き抱えてるとか、とかく可愛いシーン多くて。 ちゃんと黒吉原で劇場中を凍り付かせるぐらいのをやってくれたら、こういう感想にはならなかったかもしれないんですが。そっち側を見せないというのがね……2023-04-01 22:12:24 GMT+9:002023-04-01 22:12:24 GMT+9:00
橋本さとしさんの役も、とてもチャーミングなんだけど、クソオブクソオスでさー。しかも、最後は哀愁漂ってる爺ちゃんみたいな立ち位置におさまってるのがね。 男のエゴと自分勝手さを全肯定、みたいなのが男性としてキツいのでした。いや、ここまでじゃないですよー、みたいに言い訳したくなる。2023-04-01 22:15:53 GMT+9:002023-04-01 22:15:53 GMT+9:00
吉原さんのファンとしては、役として大卒から老人までの幅の広さもあり、歌のいいシーンもあれば、ダンスが可愛いシーンもあるし、ナレーター枠でいい声披露してるかと思えば、生ふとももをご披露しちゃうコスプレもありと、大変に満足でした。2023-04-01 22:44:56 GMT+9:002023-04-01 22:44:56 GMT+9:00
大原櫻子さん、大変に良かったです。 途中で気づいたのだけど、自分の好きなツボとして、吉原さんと共通点があるかも。このセリフをこの音で言うのか、という驚きがあるところ。 セリフというか、本当に一文字分だけだったりするんだけど、一文字の音のニュアンスにやられる。2023-04-01 23:05:44 GMT+9:002023-04-01 23:05:44 GMT+9:00
吉原さんと大原さんで、もっと何かやってくれないかなぁ。 「FUN HOME」もこれもよかったんだけど、ほら、関係性がなんというか、じゃないですか。 牛若丸と弁慶みたいなのとか似合いそうなんだけど、どうですかね。あとは極悪人コンビとかも見てみたいが、話が思いつかないな。2023-04-01 23:09:38 GMT+9:002023-04-01 23:09:38 GMT+9:00
大原さんも、もう一人の女性役の川上友里さんも良かったのだけど、女性の描かれ方としては微妙だったかな。 これはミュージカルの功罪で、大原さんの二つの役は、彼女の歌で成立しちゃうんだけど、それがなかったらかなり書き割り的な役柄だったと思う。2023-04-01 23:25:29 GMT+9:002023-04-01 23:25:29 GMT+9:00
1幕後半、なぜか、光夫さんが「明日への階段」歌ってる! と思ってしまった。曲調が似てるというわけでもないと思うんだけど。 そして、後半の展開が好きだなぁ。アレは吉原さんにやらせたくなるよねぇ。2023-04-01 23:33:06 GMT+9:002023-04-01 23:33:06 GMT+9:00
今日はアフタートークつきで。 橋本さとしさん、大原さん、作演出の岩井さんの3名。 とても面白かったのだけど、終了3分前の鈴を振りに下手からのそっと現れた、デニムの上下(?)にサングラスの吉原さんに全部もっていかれました。無言で出てきて無言で帰る(笑)2023-04-01 23:56:38 GMT+9:002023-04-01 23:56:38 GMT+9:00
あ、アフタートーク、ひとつだけ気になったのは、「生まれ変わったら男性女性のどちらになりたいですか?」という質問に関するトーク。 さとしさんが今から女性に変わるとしたら、みたいな話の流れになった後の岩井さんの発言は、トランスジェンダー差別に繋がりかねない印象をうけた。2023-04-02 00:00:04 GMT+9:002023-04-02 00:00:04 GMT+9:00