2023.05.27
REVISOR
KIDD PIVOT
神奈川県民ホール 大ホール
ダンス
KIDD PIVOT「REVISOR」@神奈川県民ホール 大ホール。 クリスタル・パイト&ジョナサン・ヤングは、NDT の「The statement」が全く趣味じゃなかったので、織り込み済みで行ったつもりだったのだが、最初のパートは開始5分で帰りたくなったり。ルックスが好みのヒゲの長官の顔芸を見て乗り切ったけど。2023-05-27 20:27:02 GMT+9:002023-05-27 20:27:02 GMT+9:00
全体としては趣味に合わない構成と演出で、振付も個人的には特にどうという感じでもなかったのですが、コンタクト多めの男デュオがいくつかあって、特に長身男性を持ち上げる精度の高いリフトがいくつも見られたので、なかなか満足。 男2人パートを抜粋して15分にしてくれたら、それに1万円払います。2023-05-27 20:29:27 GMT+9:002023-05-27 20:29:27 GMT+9:00
さっきみたいな事を書くと、ふざけてるのか、みたいに思われるかもしれませんが。 マジョリティの方はあまり実感しないかと思いますが、男性2人のダンスで、しかも、自分好みの精度の高いリフトがある作品は、めっちゃ貴重なんですよ。 マイノリティにとっては、その15分がどれだけ貴重かという話。2023-05-27 20:33:07 GMT+9:002023-05-27 20:33:07 GMT+9:00
あ、カーテンコールは撮影可でしたので、並び順の違うのを2枚。 査察官の召使いが医者と二役なの、二つ目のパートで気づいて驚いちゃった。なので、カーテンコールに医者はいません。 査察官役の方、細いとはいえ長身なのに綺麗にリフトされててよかった。 https://t.co/jhogKaF3mx2023-05-27 20:35:40 GMT+9:002023-05-27 20:35:40 GMT+9:00
全体としては3つに分かれた構成。 最初のパートは録音されたセリフに合わせて、ダサダサのパントマイムで話を表現するという、自分にとっては大変にツラいパート。 終わりの方の酔っ払った査察官を召使いくんが抱えて帰る時の長くて変形の多いリフトだけは、もう一度見たいかな。2023-05-27 20:40:28 GMT+9:002023-05-27 20:40:28 GMT+9:00
二つ目のパートは、最初のパートのリプライズ。衣装が稽古着っぽくなるので、あら、長官さん、軍服も素敵だけど、Tシャツもよろしいですわね、みたいになったり。 このパートはそれなりに踊るし、なかでも男性2人の精度の高いコンタクトがいくつかあって、見応えがあって良かった。2023-05-27 20:43:12 GMT+9:002023-05-27 20:43:12 GMT+9:00
最後のパートは、また衣装が戻って、録音されてセリフでのマイムメインに。 まぁ、そんなに長くないですし、帰りたくはならなかったです。 召使いくんの上に査察官が転がってるシーンでニヤニヤしたりもできたしね。2023-05-27 20:44:27 GMT+9:002023-05-27 20:44:27 GMT+9:00
これは、生の舞台に何を求めるか、という好みの話ですが。 自分は、録音された音声に口パクつけてマイムやるのとか、本当に本当にどーでもいーので。 繰り返し舞台を見にいくのは、一つのセリフをその日はどう発音するのか、という事に興味があるからなんだけど、まぁ、そこは趣味の問題ですよね。2023-05-27 20:47:40 GMT+9:002023-05-27 20:47:40 GMT+9:00
そして、踊りに何を求めるかというのも、人それぞれですよね。 自分は、セリフにはならない感情を身体から汲み取れるような踊りに心を打たれたり、激しく萌えたりするので、録音されたセリフに合わせてその通りの動作をするのとか、全く趣味に合わないわけです。2023-05-27 20:49:15 GMT+9:002023-05-27 20:49:15 GMT+9:00
倫理観が合わなくて批判しておきたい、みたいなのとは違って、単に趣味に合わないという事をわざわざ声高に述べなくてもいいかなとは思うんだけど。 これに関しては、評価の高い作品なので、こういうマイナーな意見を文字にして発信する事にも意味があるかなと思って、わざわざ書いてます。2023-05-27 20:51:57 GMT+9:002023-05-27 20:51:57 GMT+9:00
字幕はステージ上方に投影されるので、前方席だと、字幕見たらダンサーは見られない。 自分は原作も読んでから行ったし、パンフも買って字幕部分も見る前に予習したんで、ほとんど字幕見なかくても、特に困らなかったが、もう少し何か考えてもよかったのでは。2023-05-27 20:58:11 GMT+9:002023-05-27 20:58:11 GMT+9:00
こういう作品は、他の方の感想が読みたくなる。 自分にはあまり面白さがわからないからこそ、ここが魅力なのか! みたいなのに目を開かされる事があるので。 そういう意味では乗越さんの舞踊評論講座の課題としては大変に面白いと思うのでした。2023-05-27 21:07:23 GMT+9:002023-05-27 21:07:23 GMT+9:00
自分は、同じキャストでも3回見れば3回とも違った感動があるという演目が好みなんです。 でも、この作品は3回見たとして、自分の中での解釈が深まることはあっても、キャラクターの関係性が違って見える事はないんじゃないかなと思うわけです。録音されたセリフというのはそれだけ強い要素かなと。2023-05-27 21:13:51 GMT+9:002023-05-27 21:13:51 GMT+9:00
しかし、日本は貧しくなったよなぁと思ったり。 キャスト8人、S 席1万円の公演で、B5 版8ページ分の字幕を当日配布では用意できなくて、パンフに掲載するのがやっと、という事なので。2023-05-27 21:31:50 GMT+9:002023-05-27 21:31:50 GMT+9:00
ジョナサン・ヤングによる戯曲は、ゴーゴリの原作を改変した上で、ある種の劇中劇として取り込んだ構造。 そのメタ構造をダンスを使って表現をしている二つ目のパートがこの作品の肝なんだとは思うんだけど、ピンとこず。 最後のパートがメタ構造よりも郵便局長のソロが印象的なので、さらにね……2023-05-27 21:40:31 GMT+9:002023-05-27 21:40:31 GMT+9:00
クリスタル・パイトの振付はよくわからないというか、どこがパイトらしさなのかがわからない。 それぞれのダンサーのソロは面白いんだけど、ダンサーの個性の方を強く感じてしまう。作品の本数を見ていないので、振付家固有の動きみたいなのを自分が抽出できていない感じかな。2023-05-27 21:54:01 GMT+9:002023-05-27 21:54:01 GMT+9:00
なるほど、「REVISOR」の字幕が見にくいのは、カンパニーの意向なのね。 「The statement」でも和訳を出さない意向だったし、まぁ、言語というバリアに関してのバリアフリーよりも優先すべきものがあるという考え方なんだろうな。2023-05-27 22:58:28 GMT+9:002023-05-27 22:58:28 GMT+9:00
あ、忘れてた。最初のパート、酔っ払いの査察官がソファーの上から足で長官を引き寄せるところは大変によろしかったです。 ついでに言うと、最後のパートで、奥さんに手を出している査察官を長官がポンと持ち上げて移動させるのも、バレエの男女か! ぐらいの軽さと高さで目を見張りました。2023-05-27 23:36:27 GMT+9:002023-05-27 23:36:27 GMT+9:00
リツイートした、「あれ、ゴーゴリ要る?」というのは、面白い疑問だなと。 個人的には、ゴーゴリの原作が必要ではあると思うんだよね。最初のパートは演劇性とかの言葉を使えないレベルまで戯画化されて、身体能力を見せるコントみたいになっているから、そこにはゴーゴリは不要なんだけど。2023-05-27 23:48:41 GMT+9:002023-05-27 23:48:41 GMT+9:00
最初のパートは設定説明で、二つ目のメタ的に扱う部分にゴーゴリの再解釈がある、という構造なんだと思うんだけど、自分にはよくわからなかったんだよな。 メタ的な立場として彼女を足してあるということの理解には、ある程度のフェミニズム的視座が必要なのかもしれないとか思ったりして。2023-05-27 23:53:11 GMT+9:002023-05-27 23:53:11 GMT+9:00
あ、でも、ゴーゴリの原作にある、市民による市長の告発という部分はカットされていて、同じ階級の人ばかりが出てくる話に改変されているので、そこをカットするのにゴーゴリを使う意味はあるのか、という観点では、ゴーゴリは要らないという回答になるかもしれん。2023-05-28 00:40:45 GMT+9:002023-05-28 00:40:45 GMT+9:00
今日の「REVISOR」は医師/下男役のブランドン・アリーが直前でのキャスト変更ということで心配していたのだが、終演後の写真には笑顔で写っているので、大ごとではなかったようで何よりです。 査察官振り回すリフトとかもある役だから、余計に心配だったのでした。2023-05-28 19:22:24 GMT+9:002023-05-28 19:22:24 GMT+9:00
リツイートした「REVISOR」の予告をみて、今更気づいたんですが、査察官の映像キャストは女性なのね。Tiffany Tregarthen さん。本家のページをみると彼女がオリジナルキャストっぽい。 そっかー、男デュオがいっぱいあるのを評価したんだけど、映像には全然ないわけか。2023-05-28 19:26:10 GMT+9:002023-05-28 19:26:10 GMT+9:00
あれ、kiddpivot の revisor のページをリンクしようとしたら、ツイッターくんに怒られるぞ? また、なんか余計な機能がついたな…… https://t.co/SrnqKxVmty2023-05-28 19:28:47 GMT+9:002023-05-28 19:28:47 GMT+9:00
これも超今更なんですが。 エラ・ホチルドは、ロスチャイルドって書いてホチルドって読むのか! Rothschild のイスラエル読みなのかな?2023-05-28 19:36:02 GMT+9:002023-05-28 19:36:02 GMT+9:00
リツイート数件。 世の中の人の認知のありかたというのは、かなり人それぞれだと思うんだけど、自分は多分、言語/文字に関する認知が強いタイプ。映像的な記憶はすぐぼやーっとしちゃうし、それに時間が加わった振付なんて全然覚えられない。 これが、完全に逆の人もいるんだろうなと。2023-05-28 23:57:29 GMT+9:002023-05-28 23:57:29 GMT+9:00
自分はテキストを使って作られた作品に対しては、そのテキストを理解したいと思うわけだけれど、もちろん、そうじゃない人も世の中にはいるのは当然なわけで。 というか、ダンスのような身体表現の世界にいる人は、テキストに関する執着みたいなものを、どれくらい自分のものとして捉えるんだろう。2023-05-29 00:07:45 GMT+9:002023-05-29 00:07:45 GMT+9:00
自分は Revisor の映像を見る気はないんだけど、リツイートした方以外にも、英語字幕付きで見たら理解度がドカッと上がるという人が沢山でるかどうか、みたいなことを招聘する人は考えてもいいんじゃないだろうか。2023-05-29 00:19:04 GMT+9:002023-05-29 00:19:04 GMT+9:00
ちなみに、自分が映像を見る気がないのは、査察官役が女性だからです。 これ、性差別にはあたらないと思って書いているんだけど、大丈夫だろうか。男デュオなら見たいけど男女だったら別にいいですっていうのは、へテロノーマティヴィティの世の中においてはセーフだと思うのだけど、どうだろう。2023-05-29 00:23:16 GMT+9:002023-05-29 00:23:16 GMT+9:00
同じ「〇〇役が女性なら見る気がない」にしても、男女バージョンのは見たいけど、女性2人バージョンは見たくない、というケースだと、かなりきわどいラインだと思うので、表明するかは迷うところ。 自分の場合は、とにかく男が見たいマイノリティーなんですっていうエクスキューズは使えるけれど。2023-05-29 00:29:54 GMT+9:002023-05-29 00:29:54 GMT+9:00
「Revisor」は英語圏での評判はどうだったんだろうと検索したら、バレエチャンネルさんに實川さんが書かれた記事があって、読んだら、そうかー、そういう事かー、とめっちゃ納得することが2つあって。 https://t.co/HAuB6op95L2023-05-29 01:05:47 GMT+9:002023-05-29 01:05:47 GMT+9:00
ひとつは、最初のパートでは「客席は終始笑いに包まれていた」が、最後のパートでは「もはや、同じように無邪気に笑うことはできない」と。 そうか! 最初のパートは笑う設定なのね。自分は笑う所だと思えなかったし、横浜公演の観客席も静かだったし。そうなると、最後のパートの意味が薄れるのか。2023-05-29 01:10:33 GMT+9:002023-05-29 01:10:33 GMT+9:00
もうひとつは、真ん中のパートの「ダンサーたちの身体の動きそのものが、言葉を内包し、支配していく」という文章。 これ、自分は全く感じなかったので、なるほど! と。 自分は、録音音源だと、音と人の掛け合いを予定調和に見ちゃうのかな。どっちもただ用意されたことをやってますねという感じで。2023-05-29 01:15:05 GMT+9:002023-05-29 01:15:05 GMT+9:00
しかし、英国では観客の反応がこうだったというのを見ると、リアルタイムでセリフを理解できる人が観客席にある程度の人数いないと成り立たない作品なのではないか、みたいな事も考えちゃうな。2023-05-29 01:21:51 GMT+9:002023-05-29 01:21:51 GMT+9:00
そもそも自分は舞踊を見るときに、ダンサーと音楽の掛け合い、という形で解釈するケースがあまりないのかもしれない。マックレーとかゴメスとかが、演奏家とタイマンでやるやつぐらいで、他は生演奏でも「伴奏」という位置づけで見ている気がする。2023-05-29 01:37:34 GMT+9:002023-05-29 01:37:34 GMT+9:00
Revisor の感想をちょこちょことさらって読んだのだけど、男デュオがたくさん入ってて嬉しかったです! 系のは見かけなかったんですが、まさか日本全国でそういう観点で見ていたのは自分だけ? やっぱ、あれですか、ヒゲのにいちゃんやおっさんばかりだと、そこに反応する人減るんですか?2023-05-29 21:59:28 GMT+9:002023-05-29 21:59:28 GMT+9:00
召使いくんなんて、酔っ払い査察官を手慣れた様子で抱えてぐるんぐるん振り回した上に、原作にはない「歯を磨いて、顔を洗って、寝かしつけてやろう」とかいうセリフまで入ってるんですけど。2023-05-29 22:02:11 GMT+9:002023-05-29 22:02:11 GMT+9:00
昨日から、舞台を見て「わかる」「わからない」という事についてモヤモヤと考えているんだけど。 例えば、ギリシャ語の漫画を渡されて、絵だけ見ても「わかる」でしょ? わからないって不安がるのは、答え合わせ重視の教育の弊害、とか言われたら、何言ってんの? と思うわけです。2023-05-30 00:11:13 GMT+9:002023-05-30 00:11:13 GMT+9:00
それで、これがギリシャ語の小説だったら、ほぼ全ての人がそんなの「わからない」でしょという話になるだろうし、ギリシャ人画家の画集だったら、いや、コメント欄読めなくても「わかる」に決まってるじゃんという話になると思うんだよね。 だから、漫画のケースはグラデーションの話で。2023-05-30 00:13:51 GMT+9:002023-05-30 00:13:51 GMT+9:00
自分は、漫画であっても文字を読む方に重点があるので、小説側の「わからない」寄りになるわけだけど、漫画を絵メインで解釈する人なら「わかる」寄りになるのかなと思ったりして。 それで、「Revisor」の場合は、テキストの重要性をどう捉えるかで「わかる」「わからない」が分かれるかなと。2023-05-30 00:16:21 GMT+9:002023-05-30 00:16:21 GMT+9:00
昨日ツイートした實川さんの記事、公演パンフにも似た内容の解説が載っていて。 「Revisor」は、最初のパートが笑劇、次が別の世界、最後が笑えなくなった笑劇、という構成だと書いてあるわけです。 でも、日本の観客は最初が笑劇であることすらわからなかった人の方が多いんじゃないのかな。2023-05-30 00:23:29 GMT+9:002023-05-30 00:23:29 GMT+9:00
作品の基本的な構成すらわからないというのは、自分にとってはギリシャ語の小説ぐらい「わからない」んだよね。もちろん、それをギリシャ語解説の画集ぐらいに「わかる」って思う人もいるだろうけど。2023-05-30 00:26:15 GMT+9:002023-05-30 00:26:15 GMT+9:00
この言い方は、自分の感覚を正当化して、逆の方を貶める事になるのはわかっていますが。 象の足を触って満足できる方はそれでいいけど、象を見たい人にとっては、象の姿が見えるような状態で持ってきてほしいという事になっちゃうわけですよ。2023-05-30 00:28:36 GMT+9:002023-05-30 00:28:36 GMT+9:00
これはかなり微妙な話なので書くのは迷ったのだけど。 自分は、「The statement」では和訳を出さない意向を示して、「Revisor」では字幕を見えにくい位置に出すことまでしか許さなかったということから、英語できない原住民にはこれぐらいのものを与えておけばいいって扱われてるなと思ったわけです。2023-05-30 00:31:28 GMT+9:002023-05-30 00:31:28 GMT+9:00
注意しておきたいのですが、これは、クリスタル・パイトが英語ができない人に対してそういう扱いをする方だと非難しているわけではなくて、英語ができないというバリアを持っている自分がそういう扱いをされたと勝手に感じている、という話だということです。2023-05-30 00:33:30 GMT+9:002023-05-30 00:33:30 GMT+9:00
社会的テーマを扱うダンス作品を作ったり、見たりするような方々には常識でしょうから、特に言うまでもない話だとは思いますが。 現在の世界の潮流では、差別は、されたと思った人がいれば差別であり、バリアを持った人に対して、バリアフリーな環境を整えるのが望ましいと考えられていますよね。2023-05-30 00:38:24 GMT+9:002023-05-30 00:38:24 GMT+9:00
なので、この件に関してのパイトに関する評価は、悪気は全くないんだろうけれど、言語に関するバリアに対する感受性は低いし、そこに関する想像力もあまりない人なんだろうなというあたりに落ち着くわけで。2023-05-30 00:46:20 GMT+9:002023-05-30 00:46:20 GMT+9:00
日本的教育の弊害、というので思ったのだけど、オリヴィエ賞を取ったような権威のある作品に対して、「わからなかった」「おもしろくなかった」みたいな事が言いにくく、「わかるだけが価値じゃない」みたいな話になったりするのって、日本的同調圧力っぽいなーって。2023-05-30 00:52:48 GMT+9:002023-05-30 00:52:48 GMT+9:00
これは、人は自分の物差しでしか他人を測れないという話で、自分は、わかったふり、知っているふりをする事で、自分を頭良く見せたいという欲があるために、他人もそうじゃないかと疑っちゃうんだけど。 こういう権威のある作品に、わかったような感想書いてる人って、みんな本当に実感あるの?2023-05-30 00:56:53 GMT+9:002023-05-30 00:56:53 GMT+9:00
いや、だってさ、最初のパートが笑劇だってわかって見ていた人、ほとんどいなかったわけでしょ? 非常に英語に堪能な方が、周りが静かだったから笑いを堪えて見ていたとおっしゃっていたけど、英語力的には大半の人がその見方はできていなかったわけじゃないですか。2023-05-30 01:00:22 GMT+9:002023-05-30 01:00:22 GMT+9:00
これは自画自賛なんですが、パイトが「笑劇」と呼ぶ最初のパートを「身体能力を見せるコント」とツイートしていまして。ちゃんとコント的であるところまでは把握していた自分は結構「わかってる」じゃんと。日本では笑いが起きないから、演出意図の理解までは届かなかったわけだけど。2023-05-30 01:04:43 GMT+9:002023-05-30 01:04:43 GMT+9:00
それから、社会的テーマがどうこうというのも自分は全くわからなかったので、わかった方が言語化して説明してくださると大変ありがたいと思ったりして。 200年近く前の戯曲だから、大変に素朴なテーマなわけじゃないですか。さらに農民階級の人々を削った事で、社会的にはもっと狭い話になっていて。2023-05-30 01:15:01 GMT+9:002023-05-30 01:15:01 GMT+9:00
一箇所だけ感心したのは、原作ラストの真の査察官が現れるという部分が削除されたかわりに、長官たちが恐れるのは偽の査察官がこの状況をメディアに流すという事だ、という部分。 なるほどなるほど、日本でも、政府の役人に垂れ込みしたって握り潰されるけど、文春砲だけは生きてるもんね、って話。2023-05-30 01:17:29 GMT+9:002023-05-30 01:17:29 GMT+9:00
ふと気になったのだけど、英語圏での公演で、聴覚障害のある方に対しては何かサービスを行なっているんだろうか。 事前に台本を読ませてもらえないかと言ったら、聞こえなくても問題はないからそういうサービスはしませんとか、準備はしますがお金出して買ってくださいとか、なのかな。2023-05-30 01:46:40 GMT+9:002023-05-30 01:46:40 GMT+9:00