2023.06.17
白鳥の湖
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 本日は速水さんの王子。ロールデビューということで、とても丁寧に踊っている印象なのだが、サポートはちょっと丁寧すぎるかも。丁寧すぎる事で、逆に信頼感の少ない他人行儀な関係に見える感じが。 https://t.co/jXKLJ7fKeN2023-06-17 19:52:55 GMT+9:002023-06-17 19:52:55 GMT+9:00
オデットは米沢さん。鳥っぽさに磨きがかかっている。はばたきの感じが人じゃないんだよね。振動数の高さが、哺乳類じゃなくて鳥類。 腕の使い方、左右に非対称性を感じて面白かったのだけど、どれくらい意識してやってるんだろう。2幕ラストのT字ポーズも横棒一線という感じではなく。2023-06-17 20:03:15 GMT+9:002023-06-17 20:03:15 GMT+9:00
大変に鳥っぽい分、何を思っているのかは謎、みたいなところもあり。そこが人外もの好きにはたまらない点でもあるのですが。 王子の愛を受けるシーン、なんとなく安堵に見えたりして。2023-06-17 20:53:16 GMT+9:002023-06-17 20:53:16 GMT+9:00
米沢速水組だと3幕は圧巻。 米沢オディール、ここまで高慢な女も見たことねぇわ、ぐらいの勢いで。 王子に対して愛がないのを隠す気がないんですよ。わたくしの愛なんて贅沢、わたくしの微笑みひとつのためだけにお前は愛を誓うのです、ぐらいの。 なので、木下ベンノが、もう、死ぬほど心配そう(笑)2023-06-17 20:58:24 GMT+9:002023-06-17 20:58:24 GMT+9:00
しかし、この高慢さは、テクニックの強さがあってこそだよな。長い長いバランス、グランフェッテは前半 1-1-3 から、後半は最後まで 1-1-2 で、とにかくパーフェクトに決めるという自信があってこそ、ひれ伏して拝め、みたいな演技もできるってもんだよね。2023-06-17 21:00:49 GMT+9:002023-06-17 21:00:49 GMT+9:00
「白鳥の湖」終演。 カーテンコールで吉田芸術監督が出てきたので、もしや、と思ったら、プリンシパルへの昇格アナウンスでした。 速水さんの昇格が告げられた時に、米沢さんが真っ先に口を覆って泣いちゃってたのが、なんかよかった。 そして「もう1人」と、柴山さんの昇格も告げられて袖から登場。2023-06-17 21:53:43 GMT+9:002023-06-17 21:53:43 GMT+9:00
柴山さんの昇格が告げられたら、米沢さん、ササッと上手に寄ってセンターを空けて。 ベンノの木下さんと2人で、よかったねーときゃわきゃわしてる感じで微笑ましかった。 ただ、せっかくなら、柴山さんも主演の日に発表でもよかったのではと思うのだけど、そうもいかない事情があったのかな?2023-06-17 22:03:37 GMT+9:002023-06-17 22:03:37 GMT+9:00
これが気になるのは、ユーゴ・マルシャンが東京でノミネート発表だった事について、あとで、家族とかに見てもらえなかったと言ってたりしたので。 舞台で発表するなら、できればたくさんの関係者がいらしている日の方がいいんじゃないかなと。2023-06-17 22:05:59 GMT+9:002023-06-17 22:05:59 GMT+9:00