2023.07.16
領域
Noism Company Niigata
めぐろパーシモンホール
ダンス
Noism Company Niigata「領域」@めぐろパーシモンホール。 庄島すみれさんが怪我で降板とのこと。大した事がなければいいのだが。 Noism も怪我が結構あるような。悩ましい話だが、フィジカルみてくれる常任スタッフをおけるサイズのカンパニーではないよね。 https://t.co/FI9yL0aYbT2023-07-16 16:36:04 GMT+9:002023-07-16 16:36:04 GMT+9:00
前半は金森さんと井関さんの「silentium」。 TL に流れてくる情報でヤバそうだと思ってはいたのだけど、自分的には Noism 史上1番の Not for me でした。 衣装が蓑虫みたいで体の線が全然見えなくて。ダビデ像が日本に来るって見に行ったら、アルミホイル巻かれた現代美術展示だった、ぐらいの感じ。2023-07-16 16:36:05 GMT+9:002023-07-16 16:36:05 GMT+9:00
衣装に関しては、演出家としての金森さんとは全く感性が合わない部分があるみたいで、「かぐや姫」の竹の精とか、今回の金色アルミホイルのビラビラとか、自分には意味不明でしかないんだよな。 もしかして、単に衣装というより、本質的には、体の線の美しさを見せる事に対する認識の違いなのかも。2023-07-16 16:36:06 GMT+9:002023-07-16 16:36:06 GMT+9:00
後半は Noism1 「Floating Field」二見一幸振付。 ダンス作品として悪くはなかったのだが、Noism を見た、という気分にはならず。言語化できないんだけど、Noism を見たのではなくて、よく踊れるダンサーに二見さんが振り付けた作品を見た、というような気分で。2023-07-16 16:43:41 GMT+9:002023-07-16 16:43:41 GMT+9:00
衣装は堂本教子さん。自分は、この方の作られる衣装は大抵の場合に大変好みでして。 不思議なんだけど、比較的ルーズなフィットなのに、体の線が「見える」気がするんだよな。2023-07-16 16:44:57 GMT+9:002023-07-16 16:44:57 GMT+9:00
リツイート2件。 どちらもプロの舞踊評論家の方なのだが、Noism0 「Silentium」の舞台美術を「砂」と書いていらっしゃる。 あれは米だと思うし、美術に米を使う事については金森さんとしての拘りもあるんじゃないかと思うので、ちょっと気になった。2023-07-16 18:42:53 GMT+9:002023-07-16 18:42:53 GMT+9:00
しかし、自分は舞踊を見るときに「何」を見ているんだろう、というのが不思議になって。 「Silentium」は、とにかく全然見えないぞって気持ちの時間がほとんどで。ちゃんとメガネも持って行ったし席も遠くなかったし、物理的にはきちんと見えてるんだけど、踊りが「見えない」んだよね。2023-07-16 18:56:37 GMT+9:002023-07-16 18:56:37 GMT+9:00
一方で、「Floating Field」の方は、物理的には完全に隠されているんだけど、肩を前後する時の男性の胸の動きが「見える」と思ったんだよな。 これは堂本さんの衣装の素晴らしいところだと思うんだけど、体の線の拡張として衣服の線があるように感じる。2023-07-16 18:59:36 GMT+9:002023-07-16 18:59:36 GMT+9:00
自分が、物理的というか純粋に視覚として見えているものから、何をどう再構成して、踊りとして理解しているのか、というのが全くわからんな、という。2023-07-16 19:03:01 GMT+9:002023-07-16 19:03:01 GMT+9:00