2023.09.30
アメリカの時計
KAAT 大スタジオ
演劇
「アメリカの時計」@ KAAT 大スタジオ。 とても見応えがあってよかったのですが、大恐慌後のアメリカの貧しさを描いた作品なので、今の日本に重ね合わせて、大変にしんどくもあり。だからこそ、今、上演する意味も大きい作品だと思いますが。 今の日本との大きな差は、日本には出口が見えない所。 https://t.co/Y01fGnKji92023-09-30 17:16:33 GMT+9:002023-09-30 17:16:33 GMT+9:00
シルビア・グラブ、中村まこと、河内大和といった芸達者の面々に囲まれながら、矢崎広さんが堂々たる主役っぷり。 演技内容的には堂々というよりは控えめで繊細な表現なんだけど、こういう面子の中で、彼が主軸となる存在感がある。 あまり見てないんだけど、いい役者さんだよな。2023-09-30 17:24:22 GMT+9:002023-09-30 17:24:22 GMT+9:00
舞台面が土で覆われているというセット。 それ自体はよかったのだけど、多分、そのせいで重量の軽い電子ピアノになったんじゃないのかなという気がして。 重要な小道具でもあるので、本物のアップライトのピアノがよかったなーと。2023-09-30 17:29:01 GMT+9:002023-09-30 17:29:01 GMT+9:00
近年の日本は無理やり株価を高く維持しているけれど、将来のどこかで破綻して恐慌がくるんだろうなと思っていたりするので、「アメリカの時計」で描かれている事は、豊かな状態からの恐慌でこれなんだから、今の日本に恐慌がきたらどうなるんですかね、みたいに見えたりもして。2023-09-30 18:07:23 GMT+9:002023-09-30 18:07:23 GMT+9:00