2023.10.25
異人たち
映画
「異人たち」を見てきた。 見事な翻案。 オリジナルの「異人たちとの夏」と展開は同じなんだけど、単なるリメイクではなくて、アンドリュー・スコットを使って、今の時代に撮るべき作品になっていたと思う。 リメイクなのに、すっごく現代の話、なんですよ。 https://t.co/zDbvkrRQLm2023-10-25 21:31:04 GMT+9:002023-10-25 21:31:04 GMT+9:00
映画の原題は All of Us Strangers で、「異人たちとの夏」とはかなり違うんだけど、その差が翻案の肝かなと。 原題通りの話で、逆に日本語の「異人たち」は少し訳し落とした感じのタイトルに感じる。2023-10-25 21:33:23 GMT+9:002023-10-25 21:33:23 GMT+9:00
アンドリュー・スコットの細かな表情の演技が秀逸でした。とにかくアップが多いのです。 アンドリュー・ヘイ監督、アンドリュー・スコット主演、ゲイのゲイによるゲイの話なので、感情の拾い方の細やかさにグッとくる部分も。2023-10-25 21:45:30 GMT+9:002023-10-25 21:45:30 GMT+9:00
字幕はいまいち。 自分が大事だと思う所が落ちてたり、ニュアンス違うなと思ったり。 セックスの時に「お前が俺をファックするのでもいい」というのを「俺が “受け” でもいい」みたいに訳していて、わざわざ引用符つけて腐女子用語使うなんて、訳者は誰だ?と思ったが、クレジットなかったよね?2023-10-25 21:50:12 GMT+9:002023-10-25 21:50:12 GMT+9:00
映画本編以外はマイナスポイント多し。 ヒューリックホール東京だったので、映画館居抜き劇場なんだから映画見るにはいいだろうと思ってたら、舞台用の照明が上と横に設置されてて、劇場のサイズに比べてスクリーンが小さいという。 客層も悪くて、本編はじまってからゾロゾロゾロゾロ入ってくるし。2023-10-25 22:00:55 GMT+9:002023-10-25 22:00:55 GMT+9:00
途中でスマホ鳴らすやつもいるし、エンドクレジットはじまるよりも前に扉開けて帰っていくやつもいるし、エンドクレジットはじまったらスマホ取り出すし。普段行く映画館より遥かに客が映画をリスペクトしてないんだなと思ったんですが、東京国際映画祭って、そういう客が多いイベントなんだなと。2023-10-25 22:03:46 GMT+9:002023-10-25 22:03:46 GMT+9:00
建物出ようとしたら、もんのすごい土砂降りで。折りたたみ傘は持っていたのだけど、マリオンから有楽町駅まで行くのすらイヤで、回り道して地下を通ることに。 映画の中で主役のアダムが雨に濡れてびしょびしょになるというシーンがあったので、ちょっとした偶然でもあったけど。2023-10-25 22:09:06 GMT+9:002023-10-25 22:09:06 GMT+9:00
「異人たち」 ゲイに関する様々なことって、30年前とは最も感覚の違う部分じゃないですか。愛があるとか理解があるとか、そういう話ではなくて、社会的に何が当たり前だったかという話。 30年の社会の変遷を一瞬で見せるのに、「異人たちとの夏」という構造が素晴らしくハマるんだよな。SF の力。2023-10-25 22:31:16 GMT+9:002023-10-25 22:31:16 GMT+9:00
「異人たち」は、話を知って見てしまったので、翻案具合が見事とか、おおぅ、そこでそうきますか、とかいうのが先に立ったのだけど、知らないで見たらどうだったんだろう。 「異人たちとの夏」なんて、若い方なら名前を聞いたこともなくてもおかしくないよね。2023-10-25 23:25:36 GMT+9:002023-10-25 23:25:36 GMT+9:00