2024.05.04
ラ・バヤデール
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 今日はなんだか舞台が遠く感じる。目の悪さが進んだのか、体調が悪いのか、それ以外の要因なのか。 渡邊ソロルは、あまり戦士っぽさを感じず、強いていうなら弓の名手かな、と思ったところで、あれ、これ毛人と布都姫? と。 https://t.co/ax0kDEbyAg https://pbs.twimg.com/media/GMtZCuIaYAASfsc.jpg https://pbs.twimg.com/media/GMtZCuHaQAAz2kf.jpg2024-05-04 13:51:19 GMT+9:002024-05-04 13:51:19 GMT+9:00
そう思うと、中島ハイ・ブラーミンが泊瀬部大王にしか見えなくなって困る。セクハラ大王。 そして、木村ガムザッティは、厩戸のまなじり吊り上がる感じがバッチリハマってますよね。 などと、変な方向に脳内で展開しながら見てしまった。2024-05-04 13:56:03 GMT+9:002024-05-04 13:56:03 GMT+9:00
バヤデール、2幕。 布都姫、と思ってしまったせいもあるけど、ニキヤがすごく「弱い女」で。米沢さんは技術の強さが、キャラクターの強さに繋がりがちだというイメージがあるので、こういう踊りもするようになったのかと。激した一瞬にだけ強さが迸る。 そして、死を選ぶ所は「女の呪い方」だよな。2024-05-04 14:54:27 GMT+9:002024-05-04 14:54:27 GMT+9:00
渡邊ソロル、踊りはいいんだけど、それだけに、人としてのダメさが際立つ。 ふたまたかけておいて被害者ヅラかよ! みたいなるのはなんでだろう。憂い顔が似合いすぎるのがいけないんだろうか。 このソロル、許しちゃう派もいると思うんだけど、自分はそこが逆に怒りを招く感じ。2024-05-04 14:57:49 GMT+9:002024-05-04 14:57:49 GMT+9:00
バヤデール終演。 3幕が凄かった。神に選ばれし舞姫の呪いって、こんなに重いのかよ! という。 2幕まではソロルをダメなヤツと思っていたのに、3幕で、ここまでしなくてもいいんじゃないと同情的になっちゃうぐらい。 彼はこの先の長い長い一生を舞姫の幻影を追う事だけに捧げる呪いを受けたんだな。2024-05-04 16:03:57 GMT+9:002024-05-04 16:03:57 GMT+9:00
今まで気にした事がなかったのだけど、3幕のパ・ド・ドゥって、それまでのニキヤとは振付がちがって、ガムザッティ以上に王道のバレエテクニックじゃないですか。 箱入り娘のお嬢さん芸とは違うんだよって、ソロルのメンタルを真正面からバレエ力で叩き潰すわけですよ。感情じゃなくて、絶対的な力で。2024-05-04 16:25:07 GMT+9:002024-05-04 16:25:07 GMT+9:00
阿片の夢の中で、神の領域の舞に触れてしまう、というパ・ド・ドゥだったなと思って。 日出処の天子のイメージを引きずってるのもあるのかもしれないけど、完璧である事の恐ろしさ、を感じるような2人だったかと。2024-05-04 16:45:59 GMT+9:002024-05-04 16:45:59 GMT+9:00
ラストシーン、舞姫は俗世を一顧だにせず神のもとへ向かい、男にはベールに触れた感触だけが残されるわけですよ。 多分、あたり全員死んでて、生き残ったソロルはカインの刻印が押されてるよね。 あのソロルに同情してしまうぐらいに、無慈悲な話だなと思ったのでした。2024-05-04 16:52:54 GMT+9:002024-05-04 16:52:54 GMT+9:00
軍人に清水さんが。アラジンで当たるかどうかわからないので、見納めかもと思って見てしまった。 立ち姿にやたら軍人っぽさを感じるのはなんでだろうと考えたのだが、多分、顎が数センチ上がっていて視線も高いからだ。軍人の Sir, Yes Sir. 的な立ち姿。2024-05-04 18:26:25 GMT+9:002024-05-04 18:26:25 GMT+9:00