2024.07.06
プレミアム・ジャパン・ツアー2024 神奈川公演
ネザーランド・ダンス・シアター
神奈川県民ホール大ホール
ダンス
これから、ネザーランド・ダンス・シアター「プレミアム・ジャパン・ツアー2024 神奈川公演」@神奈川県民ホール大ホール。 なんか、一般観客へのホスピタリティが低く感じるんだよな。 誘導がおろそかで、もぎりまで乱雑な列が長くのびていて、邪魔になる部分で関係者らしき人達がご歓談されてたり。2024-07-06 14:43:35 GMT+9:002024-07-06 14:43:35 GMT+9:00
パンフレットはご自分でお取りください、と書いてあるんだけど、当日パンフを挟んだチラシ束を出すのが間に合ってなくて貰えないし。後で貰ったら当日のキャストは入ってないやつで。 当日のキャストは、タイムテーブル兼用のが、何ヶ所かに掲示されてるだけ。 https://t.co/gonjMf4g2m https://pbs.twimg.com/media/GRyB0i1acAI-6U6.jpg2024-07-06 14:46:25 GMT+9:002024-07-06 14:46:25 GMT+9:00
タイムテーブル、各演目の時間を書いてないのも観客に優しくないよなと、気に入らないんだけど、そもそも間違ってるんじゃないかという不安が。 公式サイトだと、35min、28min、35min の3演目で、休憩40分だと、2時間15分では終わらなくないですか?2024-07-06 14:51:10 GMT+9:002024-07-06 14:51:10 GMT+9:00
チラシ束とかはどうでもいいですが、当日のキャストとちゃんとしたタイムテーブルの載ったペラ1枚のキャスト表を準備して、入口に置くのって、そんなに難しい事なのかな。 NBS さんなんかは毎回そうしてくれてるから、S席15000円の公演で、それくらいの事すらないと、なんかガックリするよね。2024-07-06 15:36:51 GMT+9:002024-07-06 15:36:51 GMT+9:00
ガブリエラ・カリーソ「La Ruta」。 なかなか悪趣味で嫌いじゃないんだけど、「日本要素」が「エキゾチック」なのは微妙。日本人キャストが演じてるのでセーフと思うか、よりモヤモヤすると思うか、みたいな部分も。 演出が面白いのと、身体能力の高さはよかったが、ダンスとしては特に惹かれず。2024-07-06 15:43:58 GMT+9:002024-07-06 15:43:58 GMT+9:00
「La Ruta」はラストシーンがとても印象的だったのだが、照明があとひとつだった気がする。 もはや照明が主役、みたいなラストなんだけど、切り替えのタイミングが少しだけ趣味に合わなくて、あっちを少しはやく、こっちをもっと遅くと、脳内で補正してしまった。2024-07-06 16:39:22 GMT+9:002024-07-06 16:39:22 GMT+9:00
2つめは「I love you, ghosts」。 マルコ・ゲッケ、相変わらずキミが何を語りたいのかは1ミリもわからないよ、という感じではあるんだけど、意味はわからないが言語としての美しさだけはよくわかる、みたいな部分の洗練がさらに進んでいるようで、シンプルに踊りとして見て満足できる。2024-07-06 16:43:25 GMT+9:002024-07-06 16:43:25 GMT+9:00
これは前方席の人しか見えなかったのではないかと思うので書いておきますが、上半身裸の男性のソロ、スタートの止まっている部分で、胸筋を痙攣的に動かしていたのです。アレができるの、NDT のダンサーでも多くはないのでは? という、発達した胸筋とゲッケの振付の合わせ技。ホント、ブレないよね。2024-07-06 16:47:10 GMT+9:002024-07-06 16:47:10 GMT+9:00
男女ともに黒のレースのトップスにグレーのスラックスで、え? 背中フェチから尻フェチに鞍替えしたの? と思いながら見ていたら、途中で上半身裸の男性が出てきて、やはりゲッケはこうですよねと。 男の背中を見せる振付に関しては空前絶後の振付家だと思います。 ダンサーさんも、すごい体だった。2024-07-06 16:50:47 GMT+9:002024-07-06 16:50:47 GMT+9:00
衣装、最初は男女共通に見えていたんだけど、だんだん男女差が見えてきて不思議だった。 スラックスにポケットがついているんだけど、男性はあまり気にならないのに、女性はポケット口が膨らんで体のラインの邪魔になるんだよね。体格、筋肉のつき方、仕立て方の差、そういうのが合わさった結果かな?2024-07-06 16:54:41 GMT+9:002024-07-06 16:54:41 GMT+9:00
スラックス、かなりストレッチする素材で、踊っている時の男性の太腿や臀部の筋肉が明瞭に見えて。グレーなので筋肉の凹凸の影がハッキリと出るというのはゲッケ好み、という気がしました。 足から腰のラインって、見せる部分が男女で少し違うのかな? 男性はポケット口よりも少し後ろなのかも?2024-07-06 16:59:04 GMT+9:002024-07-06 16:59:04 GMT+9:00
ゲッケって、美意識が揺るぎないというか、もう、ホントにソレ好きよねー、みたいに思えるところをリスペクトしてしまう。忖度とか迎合とか1ミリもなさそうな。 ダンサーも、振付家の求めている動きを深く理解して踊っているという完成度を感じて、そこがとてもよかった。2024-07-06 17:03:59 GMT+9:002024-07-06 17:03:59 GMT+9:00
最後はシャロン・エイアール&ガイ・ベハールの「Jakie」。 14人のダンサーが35分間踊り続ける作品だが、それ以上に特筆すべき事なし、みたいに思ってしまった。踊り続けられるような踊りしかしない。 クラブで NDT の打ち上げをやって、彼らが踊ってるのを上のフロアから見てる方が楽しそうな。2024-07-06 17:09:25 GMT+9:002024-07-06 17:09:25 GMT+9:00
これはゲッケと対照的だったのだが、振付家が何を美しいと思っているのか、というのが全くわからなくて。振付のどこにこだわりがあるのか、どのラインを見せたいのか、みたいな事がわからなくて。14人で踊っているんだけど、そこの部分に関しての共通理解を自分は感じなかった。2024-07-06 17:12:00 GMT+9:002024-07-06 17:12:00 GMT+9:00
これもゲッケと対照的だったのだけど、男女ともに同じ衣装のヌードカラーのボディースーツで、こちらは男女差をほとんど感じなかった。振付の差なんだろうか。 自分の人体に対する解像度の低さを露呈しますが、一番明確に見分けられるのは、乳首というか乳輪の色の差だな、という事に気づいて驚いた。2024-07-06 17:27:46 GMT+9:002024-07-06 17:27:46 GMT+9:00
カーテンコールの照明とカーテンの上げ下げのタイミングも、イマイチというか、この値段のレベルの公演の中ではワーストクラスだったと思う。 「La Ruta」の時は、カーテンコールの照明タイミングも演出なのかと思ったのだけど、多分、全般に照明を消すのが早すぎるというだけっぽい。2024-07-06 17:33:49 GMT+9:002024-07-06 17:33:49 GMT+9:00
「La Ruta」は、ダンスとしては特に惹かれず、と書いたが、あまり正確ではなかったかも。ダンスとして面白い部分も多かったのだけど、自分は NDT である必要性を感じなかった、という感じ。 精緻な身体コントロールというより、身体能力の高さで派手に動いて見せる、みたいな部分の印象が強くて。2024-07-07 00:50:42 GMT+9:002024-07-07 00:50:42 GMT+9:00
序盤のホラー系の動きの女性ソロ。柔軟性を使って両足を日常では見慣れない形に動かしてホラーっぽくするのだが、あれ、スカートが捲れ上がる事で異常事態の雰囲気を出してるのも効果的なんだろうなと。 下に着ている黒のレオタードだけで踊ったらヨガのポーズの高速バージョンって感じかも。2024-07-07 00:57:09 GMT+9:002024-07-07 00:57:09 GMT+9:00