2024.07.20
ふくすけ 2024 -歌舞伎町黙示録-
THEATER MILANO-Za
演劇
昨日は、「ふくすけ 2024 -歌舞伎町黙示録-」@ THEATER MILANO-Za。 今回が4回目の公演で、前回のは見ているのだが、あまり覚えてないなと思えば、もう12年も前になるのか。 前回ふくすけをやったサダヲさんが警備員のコオロギに、その妻に黒木華さんを配し、話の焦点をそちらに移したバージョン。2024-07-21 21:35:02 GMT+9:002024-07-21 21:35:02 GMT+9:00
前回、古田新太だったエスダは荒川良々さんが。すごく良かった。サダヲさんとのダブル主演と言ってもいいと思う。日本では、ああいうルックスの方が主演ポジションになるような舞台って非常に珍しいけれど、どんどんやっていただきたいですね。 その妻は秋山菜津子さん。大変にカッコよかった。2024-07-21 21:43:48 GMT+9:002024-07-21 21:43:48 GMT+9:00
エスダを助けるホテトル嬢のフタバを松本穂香さんが。初めて見た方なのだが、とてもよかった。ある種、もうけ役の側面もあるとはいえ、あの話の一つの軸を立派に担っていて、今後が気になる俳優さんになりました。2024-07-21 21:50:43 GMT+9:002024-07-21 21:50:43 GMT+9:00
黒木さんのサカエ、阿部サダヲの狂気を押し返すような底知れなさを感じさせてよかったのだが、個人的には、この夫婦をメインにするなら、もっと大きい役にして欲しかったかな。役不足な感じが。 それでも、あの声のコントロールは存分に堪能できました。2024-07-21 21:58:23 GMT+9:002024-07-21 21:58:23 GMT+9:00
黒木華、秋山菜津子、松本穂香と女性3人の迫力があってよかったのだけど、最終的に話としては阿部サダヲと荒川良々の男2人に収斂していくので、そこのバランスがちょっと変な感じだった。 これは、バージョン変更で話の焦点をずらしたんだけど、それが元々の全体の構成とはマッチしないからかな。2024-07-21 22:02:38 GMT+9:002024-07-21 22:02:38 GMT+9:00
タイトルロールのふくすけは難しいポジションに。 前回ふくすけのサダヲさんがコオロギとして主演するという構造で、ふくすけを脇役にするなら女性を使うというのは確かにアリだとは思うのだけど、結果として大変に損な役だったと思う。 岸井さんは悪くなかったのだけど、装置っぽい役で。2024-07-21 22:06:46 GMT+9:002024-07-21 22:06:46 GMT+9:00