2024.08.18
狐花 葉不見冥府路行
八月納涼歌舞伎第三部
歌舞伎座
歌舞伎
八月納涼歌舞伎第三部「狐花 葉不見冥府路行」@歌舞伎座、幕間。 すごくわかりやすい京極夏彦、という、やや語義矛盾を感じさせるような脚本。 おっ、勘九郎が情状酌量の余地のない悪役! と思ったら、登場人物が人殺しばかりなので、悪役度が埋没する感じも(笑) https://t.co/iUPsTJBnAg https://pbs.twimg.com/media/GVQ4XO-aUAAsfl6.jpg2024-08-18 21:20:25 GMT+9:002024-08-18 21:20:25 GMT+9:00
「狐花」終演。 うーん、うーん、個人的にはナシだった。 えー、京極堂でそれやるのー、そういうの全く求めてないんですけどー、といった話だったので。 「鵼の碑」は積んであるんだけど、もう、一生積んだままかな。2024-08-18 21:34:01 GMT+9:002024-08-18 21:34:01 GMT+9:00
役柄とキャストの年齢が全く合ってなかった、というのが終盤で明らかになって、え、待って、そういう年齢設定だったの? と。 さすがに、もう少しどうにかならなかったのか、と思ったのだけど、歌舞伎だと配役が「家」優先だから、どうにもならないんだろうな。 そういうところが苦手になりつつある。2024-08-18 21:46:54 GMT+9:002024-08-18 21:46:54 GMT+9:00
語られるだけの、女3人と萩之介のシーン。どういうトリックだったのか全く説明されないまま終わって、え、一応ミステリーの枠なのにそれはナシでは? と思ったのだが、原作はどうなってるんだろう。 あれに関しては、謎解きを語れるシーンを入れるのも難しそうなのだが。2024-08-18 22:24:47 GMT+9:002024-08-18 22:24:47 GMT+9:00
これは自分でもよくわからないのだが、中禅寺を京極夏彦に寄せてある感じが、なんかすごく気持ち悪かった。 ラストのアレとか、うーわー、やめてくれー、みたいに思ってしまったのだけど、なんでなんだろう。 忖度と内輪受けのダサさが混じったネトネトした何か、みたいに感じたのかな?2024-08-18 22:57:30 GMT+9:002024-08-18 22:57:30 GMT+9:00
勘九郎のラスボス役がなかなかよかった。ただ、時々わかくてカワイイ感じになっちゃうのは、いただけないな。幸四郎よりも一回り年上の役なので、そこの筋を通した役作りにしないとバランスが取れないし、そのせいでオチの印象も弱くなったかな。2024-08-18 23:02:58 GMT+9:002024-08-18 23:02:58 GMT+9:00
七之助は、出番の少ない病弱女と、美貌の若者の二役で、どちらも個人的にはツボに入らないキャラクターでした。クシャナ様とは言いませんが、もっと強いところのあるキャラクターで見たいんだよな。 出番は多いけど、脚本的には装置っぽい役柄でもあって、心が寄り添わない。2024-08-18 23:15:40 GMT+9:002024-08-18 23:15:40 GMT+9:00
新悟の登紀が図太い娘でなかなかよかった。 それだけに、めっちゃあっさりとああいう事になるのはどうかと思ったりしたが、京極堂だから仕方ないよな、ちょっと誘導されたらすぐになんでもやっちゃう人々で出来てる世界観だもんな、と思うことに。2024-08-18 23:25:19 GMT+9:002024-08-18 23:25:19 GMT+9:00