2024.08.25
ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~
東京建物ブリリアホール
ミュージカル
「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」@東京建物ブリリアホール、幕間。 厚地さんがオールダービリーというのもあって、久しぶりにとってみた。 しかし、空いてますな! 一階席、Eからスタートなのだが、サイドは空席多いし、通路より後ろは20人入ってないのでは? https://t.co/0WGH2slMWM https://pbs.twimg.com/media/GV0caG4agAAatUa.jpg https://pbs.twimg.com/media/GV0caG3aQAAn2Rw.jpg2024-08-25 19:04:37 GMT+9:002024-08-25 19:04:37 GMT+9:00
うーん、なんか盛り上がらんな。ひとつには、プロダクションとして古さが出てしまって、見ててモヤモヤする部分が増えてるせいかな。 あとは全体的にパワーを感じないんだけど、なんでだろう? かなりいい席で歌詞も聞き取れるのだが。 冒頭のThe stars look down から、こんな印象薄いんだっけ? と。2024-08-25 19:10:06 GMT+9:002024-08-25 19:10:06 GMT+9:00
「ビリー・エリオット」終演。 後半はまあまあ盛り上がって、カンパのシーンとか Electricity とかでは泣いちゃうんですが、でも、やっぱり盛り上がりきらない感じで。 細かい部分が段取りっぽく感じたりしたのだけど、今の時点での演出は誰がやってるんだろう。2024-08-25 20:57:05 GMT+9:002024-08-25 20:57:05 GMT+9:00
最初、アンサンブルの人数減ってる? と思ったのだが、多分昔と同じだよね? メンバー的にも初演から出てる方も結構入ってるし。 なのに、なぜか、厚みがない感じを受けちゃったんだよな。The stars look down も Once we were kings も、コーラスの厚みが命みたいな曲じゃないですか。2024-08-25 21:00:26 GMT+9:002024-08-25 21:00:26 GMT+9:00
オールダービリーは厚地さん。今まで見た中で一番王子なオールダービリーだった。 フライングのサポートしてる時でも足が完璧に王子なのがさすが。 ただ、ビリーが歳とるとこうなるの? みたいな戸惑いはなくもない。 煙草を吸うロイヤルダンサーは、そこのギャップを繋ぐキャラでもあるんだなと。2024-08-25 21:04:32 GMT+9:002024-08-25 21:04:32 GMT+9:00
ビリーは石黒くん。バレエが上手なのだが、踊りの基本がバレエにあるっぽくて、アングリーダンスとかはやや制御が強すぎるかなと思ったりも。その分、厚地王子とのデュオは相性がよくて、サポートつきのジャンプやリフトがしっくりとハマる感じ。2024-08-25 21:10:58 GMT+9:002024-08-25 21:10:58 GMT+9:00
作品としては、20年ぐらい前のものになるので、バレエ教室の女の子たちのあつかいとか、オカマという言葉が出るたびに客席で笑いがおきるのとか、見てて古くさいなぁと思う部分も結構あって。 ここらへんを演出の匙加減でなんとかする、というのができないと、演目としてちょっとキツくなるかな。2024-08-25 21:23:43 GMT+9:002024-08-25 21:23:43 GMT+9:00
バレエピアニスト役の森山大輔さん、初演の時はもっとピアノ弾いてる感じだった気がするのだけど、記憶違いだろうか? 今回は、アコーディオンは弾いてたと思うのだが、他は弾いてる演技を見せる演出になってなかった気がするんだけど、前からそうだったっけ。2024-08-25 21:31:20 GMT+9:002024-08-25 21:31:20 GMT+9:00
近くに、爆竹系拍手をする女性客がいらして。客席が盛り上がってないから自分だけでもと頑張ってたのかもしれないけど、逆に引いてしまった。 うまく説明できないんだけど、彼女1人で、ああ、ビリー・エリオットは、もう、自分向きの公演じゃないんだな、という印象になった部分がある。2024-08-25 21:51:33 GMT+9:002024-08-25 21:51:33 GMT+9:00
リツイートした「ビリー・エリオット」の感想、自分はかなり同意する部分が多くて、やっぱり作品として、もうダメになってきてるよなと思ったのだけど。 そして、この感想に対しての反論的なのが沢山あって、読んでて、うっわー、こういう人たちがこういう支持の仕方をする作品なんだー、と。2024-09-07 22:44:25 GMT+9:002024-09-07 22:44:25 GMT+9:00
子役へのケアがしっかりしていると、関係者でもない人が断言してたりして、驚いた。 例えば、オープンリーゲイ、バイ、のスタッフが何人もいて、「オカマ」である事に対するネガティブなイメージを持たずにすみ、それに加えて専門家によるメンタルケアが徹底されてる、とは思えないんだけど。2024-09-07 22:51:49 GMT+9:002024-09-07 22:51:49 GMT+9:00
オリジナルは、演出がスティーブン・ダルドリー、作曲がエルトン・ジョンなので、それによって「オカマ」の使われ方が緩和されたり、子供キャストに対しての悪影響が少なかったりした部分は間違いなくあると思うんだけど、日本ではそこには期待できないじゃないですか。2024-09-07 22:54:15 GMT+9:002024-09-07 22:54:15 GMT+9:00
例えば、10年後とかに、出演していた子役キャストが、毎回「オカマ」に関する観客の笑いを聞かなきゃいけなかったのが、今考えるとかなり辛い体験だった、みたいに思い出す可能性はそれなりにあると思うんだよね。 ケアがしっかりしてるとか言う人って、そういう可能性を否定する根拠があるのかな?2024-09-07 22:57:19 GMT+9:002024-09-07 22:57:19 GMT+9:00
これは邪推だけど、女の子に「ブス」とか「デブ」とかが連呼されて、それを観客が笑うように演出されている舞台作品に対して、女性が、そういう時代を描いた作品だから、という弁護をするとは思えないんだよね。どちらかと言えば、見ててつらかった、の側に立ちそうに思うんだけど。2024-09-07 23:02:41 GMT+9:002024-09-07 23:02:41 GMT+9:00
現代に上演するなら、「オカマ」に関係するシーンを、劇中では日常的に使われているけれど、観客がそういう時代に対する批判と共にうけとめるような演出、というのが求められるわけじゃないですか。 同じ脚本でも、オカマネタで「無邪気」に笑う観客が1人でも減るような演出をするべきって話で。2024-09-07 23:06:04 GMT+9:002024-09-07 23:06:04 GMT+9:00
でも、オカマの件を弁護してる人たちって、昔は「オカマ」が普通に使われてたので、その時代を舞台にしてるから使ってもいいんでーす、で思考停止なんだよね。驚いてしまった。 作品が生まれた時代が古くても、それを現代の感性で上演できるという事が、舞台の面白さの一つだと自分は思うんだけど。2024-09-07 23:12:27 GMT+9:002024-09-07 23:12:27 GMT+9:00
後半の、2幕冒頭の募金をポケットマネーにしようとした小ボケ、という話。自分はそのシーンの記憶がないんだけど、オリジナルからある演出? アドリブなんだったら、自分もちょっと許せないかな。 そういうキャラが1人いるだけで炭鉱夫の団結も、ビリーへのカンパも、色褪せちゃうじゃないですか。2024-09-07 23:20:02 GMT+9:002024-09-07 23:20:02 GMT+9:00
舞台の中の登場人物の演じられ方の話をしているのに、「劇中で観客が募金したお金は本当に日本赤十字社に寄付されてる」みたいな、全然文脈分かってないツイートがついたりするのが、あー、今のビリーエリオットの支持層ってそういう感じなのねー、という印象になって。2024-09-07 23:22:50 GMT+9:002024-09-07 23:22:50 GMT+9:00
さえぼう先生のダーティハリーに映画男性が絡んでたのも酷かったですが、ビリー・エリオットの「オカマ」に批判的な事を言ったら、規模は小さいけれど似たような事が起こるのを見てると、映画とか男性とかに限った話ではなく、人間の本質的な行動様式の一種なんだろうなと思いますな。2024-09-07 23:52:46 GMT+9:002024-09-07 23:52:46 GMT+9:00
「ビリー・エリオット」での「オカマ」の話。 当時使われてたからOK、という立場はあると思うんですが、その理屈だと、20世紀前半が舞台の作品なら N ワード連発されてもOKという話になるじゃないですか。 でも、そういう理屈を展開して人種差別主義者だと思われるのは避ける人がほとんどでしょ?2024-09-09 21:22:17 GMT+9:002024-09-09 21:22:17 GMT+9:00
当時云々ってのは単なる言い訳で、N ワードはアウト、「オカマ」はセーフ、と考えてるってだけの話にしか思えなくて。 もちろん、「オカマ」ってセリフで笑いが起こるのが堪らなくイヤだけど、そこに意味があるから毎回耐えている、みたいな人は別だけど。安易な弁護してる人はそうじゃないでしょ。2024-09-09 21:30:56 GMT+9:002024-09-09 21:30:56 GMT+9:00
例えば、観客の1割ぐらいがいかにもなゲイで、「ルドルフ・ヌレエフはオカマそのものや」ってセリフにゲイが率先して笑う、みたいな状況だったら、全然アリだと思うんだよね。 でも、日本の観客は、近くの男性がゲイで気持ち悪い思いしてる、みたいな想像力なしで「無邪気」に笑ってるでしょ。2024-09-09 21:39:08 GMT+9:002024-09-09 21:39:08 GMT+9:00
先月「ビリー・エリオット」をみた時に、こういう感想を持ったのだけど、今回の件でファンの発言を色々読んでて、自分にとっては作品以上にファンダムが無理なんだとわかって、かえってスッキリしたかも。 あれだけ売れてないと再演なさそうだけど、再演されても、よほど何かないと行かないかな。 https://t.co/lFXz0gB6ZJ https://x.com/hawk_v/status/18276902774920973622024-09-09 22:33:11 GMT+9:002024-09-09 22:33:11 GMT+9:00
個人的に不思議だったのは、「確かに『オカマ』連発は古いから演出で印象を調節してもいいよね」とか、「募金ネコババネタは、初見の方にはキャラクター表現としては伝わりにくいから工夫の余地あるな」みたいな、間をとった感じの意見を見かけなかった事。 そういう思考のファンは残ってないのかな。2024-09-09 23:22:24 GMT+9:002024-09-09 23:22:24 GMT+9:00
「ビリー・エリオット」 リツイートした方を個人的にどうこうという話ではなくて、あの作品の構造としての話なのですが、未成年の「少年としての一瞬の輝き」みたいなものを消費する商売という側面があるのが、個人的に演目としてつらくなってきている部分のひとつなんだよな。2024-10-27 10:37:44 GMT+9:002024-10-27 10:37:44 GMT+9:00
特に1幕2幕のビッグナンバーは、演技としてのビリーが、ではなく、キャストが体力的に追い込まれている必死さを演出として取り込んでいるわけで。 大変に巧妙で感動を誘う演出だとは思うのだけど、露悪的に言えば本番行為を楽しむみたいな罪悪感がくっついてきちゃうのが苦手になってきてるのだった。2024-10-27 11:02:48 GMT+9:002024-10-27 11:02:48 GMT+9:00
昔、「全力坂」ってテレビのミニ番組あったじゃないですか、と書いてから検索したら今もやってるんですが、あれを第二次性徴期前の女の子にやらせて、疾走後にはぁはぁしてるのを楽しんで、第二次性徴はじまったらキャスト替え、みたいな番組あったら怖くないですか? みたいな事を考えちゃうのです。2024-10-27 11:30:15 GMT+9:002024-10-27 11:30:15 GMT+9:00