2024.11.04
オネーギン
シュツットガルト・バレエ団
東京文化会館
バレエ
シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」@東京文化会館、幕間。 主役の2人、若手なんだと思うのだけど、ちょっと面白い。ポワントで立つとアレマンの方が背が高いのもあって、鏡のリフトはタチヤーナが積極的に入ったり、タイミングが微妙でも筋力でポジション綺麗に決めたり、肉食系の雰囲気に。 https://t.co/iZIAdh0rX9 https://pbs.twimg.com/media/GbhLefzaUAAAbPb.jpg2024-11-04 14:52:34 GMT+9:002024-11-04 14:52:34 GMT+9:00
これは、自分のミソジニーが強くなったという話だったらイヤなんですが、タチヤーナも大概アレな女だよねと思ってしまって。 優先順位が、女友達や妹 < 本 < (越えられない壁) < 都会から来た年上美青年、じゃないですか。人間よりも本です、みたいなのから、美青年が来た途端にガツガツいくという。2024-11-04 14:56:30 GMT+9:002024-11-04 14:56:30 GMT+9:00
2幕を見てて、社会や自分の倫理観の変化を感じて。ストーカー的行動に対する嫌悪感の増加や No means No とか。 タチヤーナの行動が無理になってきている。男女逆転で、都会から来た美少女にキモい手紙送りつけて、断られてんのに、パーティーのあいだずっと見つめ続ける田舎男とか完全に無理でしょ。2024-11-04 15:38:09 GMT+9:002024-11-04 15:38:09 GMT+9:00
オネーギンも厄介な女に目をつけられて可哀想だよな、と思いながら見てたのだが、それでも、友人の恋人と踊るのはダメでしょ。 いや、気持ちはわかるよ? 恋人の姉の文学少女の相手を押しつけるために無理やり連れてこられたあげくに、不愉快な思いさせられた腹いせしたくはなるよね? でもダメ。2024-11-04 15:42:04 GMT+9:002024-11-04 15:42:04 GMT+9:00
「オネーギン」終演。 うーん、自分はこの話が無理になったのかも。グレーミンのクリーメンス・フルーリッヒがひときわ目立つ長身で大変に素敵だったのもあって、3幕のタチヤーナも、妹の恋人の死の原因になっておきながら、自分は最高の旦那を見つけた挙句、昔好きになった男がきたら即不倫ですかと。2024-11-04 16:38:58 GMT+9:002024-11-04 16:38:58 GMT+9:00
主役のお2人、悪くはなかったと思うんだけど、この演目だとなんか違う気がしてしまった。ロミジュリとかは現代的な印象も入ってすごくよさそう。椿姫も結構ハマる可能性あると思う。 でも、男女の力関係のバランスが完全に男側にないと、タチヤーナが加害者になっちゃう話なんだなと。2024-11-04 16:43:39 GMT+9:002024-11-04 16:43:39 GMT+9:00
タチヤーナがオネーギンの事を好きなんだけど、自分からは何もできない、という構造が保たれる事で、ギリギリでストーカー的行動が許されるわけで。 リフトで自分からオネーギンに乗って筋力で難しいポジションに入れる、みたいな関係性だと、嫌がる相手に無理やり迫るのは犯罪ですよ? になっちゃう。2024-11-04 16:50:20 GMT+9:002024-11-04 16:50:20 GMT+9:00
チラッと思ったのだけど、3幕も鏡と同じタチヤーナの妄想ってのはないですか? だって、オネーギンがタチヤーナを好きになる理由が全く思いつかなくて。キャストによっては、「グレーミンの妻」への執着とか、寝取り属性とか、そういう路線もありそうだけど、今日はそこらへんの不健全さはなかったし。2024-11-04 17:15:07 GMT+9:002024-11-04 17:15:07 GMT+9:00
リツイートしたような話がここ数日いくつか流れてきていたのも、タチヤーナを見てて考え込んじゃった原因だな。 手紙を破くぐらい嫌なら、そう言ってくれればよかったのに、みたいな世界認識の感じあるよね、タチヤーナ。2024-11-04 21:18:22 GMT+9:002024-11-04 21:18:22 GMT+9:00
「オネーギン」 冷静に考えると、オネーギンの置かれた状況って、どちらかといえばホラーに近いような。 友人が婚約者の家を訪ねる際に、婚約者の独り者の姉の相手役として無理矢理連れて行かれて、彼女と当たり障りのない会話をしながら少し散歩をしたら、翌朝に常軌を逸した恋文が届くんだよ?2024-11-04 23:23:05 GMT+9:002024-11-04 23:23:05 GMT+9:00
オネーギンの事なんて何一つ理解してなくて、自分の好きな小説の登場人物になぞらえた妄想爆発の長文ラブレターに、昨晩の夢の中でお会いした時の情熱的な踊りとかなんとかの現実と夢の区別がついてないような妄言まで入ってるのが、初対面の女性から届いたら、恐怖以外のなにものでもないよね。2024-11-04 23:32:31 GMT+9:002024-11-04 23:32:31 GMT+9:00
友人と共に泊めていただいているお屋敷の長女から常軌を逸した恋文が届き、しかも、その日の夜は彼女の誕生日パーティーに出席しなくてはならないって、よくてミステリ、悪けりゃ SAN 値チェック振りまくり展開のホラーになりそうじゃないですか。 あ、SAN値減ってるから、決闘する羽目になったのか。2024-11-04 23:55:30 GMT+9:002024-11-04 23:55:30 GMT+9:00