2025.01.11
レ・ミゼラブル
帝国劇場
ミュージカル
「レ・ミゼラブル」@帝国劇場、幕間。 今シーズン初めてなのだが、細かいところがあちこち変わってる? 囚人の焼印は新バージョンだよね、コゼットに帽子あげるのも記憶がないんだけど。歌詞の載せ方もちょっと変わったかなと思う部分があったり。 吉原バルは坊主をやめて、さらに汚してきましたね。 https://t.co/HRTuy0MfJ5 https://pbs.twimg.com/media/GhAaXb5aIAAu4c9.jpg2025-01-11 19:43:51 GMT+9:002025-01-11 19:43:51 GMT+9:00
バルジャンが吉原さんだと、開幕からタイトル出るまでが個人的にはひとつのクライマックスだったりするのだけど、今日も迫力あってよかった。 本人が年齢を重ねたから、今までよりも若い作りにしてるのかもと。そして、今まで以上にワルい感じで、野良犬ヤンキー的なのが大変に好みです。2025-01-11 19:48:06 GMT+9:002025-01-11 19:48:06 GMT+9:00
仮出獄のあと、男の子のコインを空中で掴んで奪ったり、唾つけて磨いたり、あたり構わず凄んでみせたり、どこからどう見ても転落人生まっしぐらという造形がいいよね。 司教が鎌田さんなので、ジャベールの転生に人生を救われちゃうというのも胸熱。2025-01-11 19:52:40 GMT+9:002025-01-11 19:52:40 GMT+9:00
今シーズンはバルジャンの焼印推しなの? 今まではこれだったと思うのだけど、今回は赤の百合の紋章みたいなやつで、最終場でも焼印が常に見えるという演出だった。 犯罪者という過去を持つ、という部分にフォーカスがあたっているのだろうか、と思ったのだが、他にはあまりそういう部分も感じず。 https://t.co/vmfzFzhGcy https://x.com/hawk_v/status/5938148942411325452025-01-11 21:18:26 GMT+9:002025-01-11 21:18:26 GMT+9:00
今日は、自分的には今までにない感じで、コゼットとマリウス、バルジャンとエポニーヌという光コンビと闇コンビの対比が中心になっているように見えた。キャストの組み合わせがとたもよかった。 カーテンコールの2度目、バルジャンとエポニーヌが並んで手を繋いでいて、そこにもグッときてしまったり。2025-01-11 21:24:33 GMT+9:002025-01-11 21:24:33 GMT+9:00
コゼットは水江萌々子さん。近年コゼットはどんどん元気なキャラになってきていると思うが、その中でも一番では。 「暗いわ」を「パパ暗っ」ぐらいのニュアンスで歌っていて、わかるわかる、パパの事大好きだけどあのネガティヴな感じはどうにかして欲しいよね、みたいに思える眩しいぐらいの光属性。2025-01-11 21:30:05 GMT+9:002025-01-11 21:30:05 GMT+9:00
マリウスは山田健登さん。彼も恋愛まっしぐらの光属性で、コゼットと2人揃うと、脛に傷持つ組のバルエポが彼らの幸せを願ってしまう事の説得力がすごい。 1幕で、革命にあまりのり気でないのが体の動きに出てるのもよかった。恋と革命で足取りが全然違う。 それでこそ My place is here の重みがでる。2025-01-11 21:36:08 GMT+9:002025-01-11 21:36:08 GMT+9:00
Empty chairs at empty tables もよかった。前半が、よくわかってない感じというか、まだ仲間の死を全然実感できてない様子なのが、すごくリアルに思えて。そこから後半にかけて理解していく部分が、曲のタイトルを非常によく汲み取っていると。2025-01-11 21:43:20 GMT+9:002025-01-11 21:43:20 GMT+9:00
エポは屋比久知奈さん。やさぐれ感というか、捨て鉢な感じがとても好き。On my own にマリウスのために死ぬ覚悟と世界に喧嘩を売ってるような気配を感じて、吉原バルジャンと共鳴する部分を見てしまった。今まで思ったことがなかったのだけど、今日は BHH と OMO が対になっているように思えた。2025-01-11 22:05:02 GMT+9:002025-01-11 22:05:02 GMT+9:00
ジャベールは小野田さん。うーん、高いポテンシャルを感じるのだけど、その分、まだ噛み合ってない感じが。 相手が吉原くんなのもよくないかも。バルジャンとアンジョルラスというか、バル兄貴とジャベくん、みたいな印象になる部分があって。後半日程でもう一度見たいが、取ってないんだよな。2025-01-11 22:08:56 GMT+9:002025-01-11 22:08:56 GMT+9:00
全体的にキャストが若返ったというか代替わりしているようで、フレッシュな感じがよかったり、もっと深みが欲しくおもったり。 丹宗さんがグランテールを卒業して工場長に。ファンテと捌ける時にちょっと遅れて、10秒ぐらいで戻ってきてたのでは。靴のままどころか、ベルトも外せないぐらいの時間。2025-01-11 22:21:51 GMT+9:002025-01-11 22:21:51 GMT+9:00
テナルディエ夫妻は駒田さん谷口さんで安定しているのだが、テナルディエ関連は演出としてそろそろどうにかしないとダメじゃないかなと。 時代の変化で、昔の人はこういうのを笑ってたんだ、になっちゃってる部分が多すぎて、見てて楽しくもないし、客席から笑いもおきないと、ただ寒い。2025-01-11 22:26:24 GMT+9:002025-01-11 22:26:24 GMT+9:00
ファンテーヌは生田絵梨花さん。 わかる、絶対、工場の女性集団に嫌われるタイプ、という謎の説得力を感じてしまった。 「追い払わせたのはあなた」でバルジャンに罪悪感を植え付けるところと、自分の死でバルジャンを縛るのと、この女、やりますねと思いながら見ちゃったのだが、なんでだろう。2025-01-11 22:34:40 GMT+9:002025-01-11 22:34:40 GMT+9:00
吉原バルジャン、コゼットを引き取るシーンで、お札を1枚置くごとに人相がどんどん悪くなっていくのがすごいツボ。今日は最後に鞄に手を出したテナルディエの首を掻き切ってもおかしくないぐらいだった。2025-01-11 23:52:40 GMT+9:002025-01-11 23:52:40 GMT+9:00
マリウスの手紙を読むシーン、「君の愛を知った」「君の恋人」のところで、ぐぬぬ、となって一瞬止まるのが毎回好きなんですが、今日は「生きて帰れるよう」に BHH との呼応というか、バルジャンの決断を感じたり。 原語をぐぐったら I pray that god will bring me home で完全に対応してるのか。2025-01-11 23:56:55 GMT+9:002025-01-11 23:56:55 GMT+9:00
吉原バルは、神よりも人を重視する気がするのだが、BHH は、かなり祈りの歌だったと思う。 今の世界の状況のせいもあるが「若い彼に平和を与えたまえ」の部分がとても心に響いた。自分の手ではどうしようもない事への対峙が祈りのはじまりである、みたいな、一神教というより、もっと素朴な祈り。2025-01-12 00:06:50 GMT+9:002025-01-12 00:06:50 GMT+9:00